地底人100物語

相手にとって不足なし

新登別温泉「旅館四季」

2011年12月05日 | 北海道の地底人
新登別温泉「旅館四季」

シーズンオフの平日の午前中、宿の人は庭の手入れやお風呂の改修中。
そんな中での訪問です。
男女別の小さな浴室に適温の湯。

灰白色半濁の湯が板張りの洗い場へ弱く溢れ出し。
コゲ臭と硫黄臭とが別々に香り、甘めの苦味。
何か矛盾するものがミックスされたようなちょっと変わった硫黄泉だ。
露天風呂は男女を分ける板塀を作成中。

けっこう手作り感がある施設で、宿の方のお話では業者に頼むと費用もかかるし画一的な仕上がりになるのが不満。
暇を見つけては色々と手を加えているそうです。
この木も実は湯船の栓ですから。

小さなお風呂なので、他のお客さんとの同浴はストレスあるかも。
内湯で湯を味わい体が暖まったら露天風呂のウッドデッキに寝転がり涼むとエンドレス。
ここの湯は自然に湧いてきたものを掛け流し。
そこらの何百メートルも掘って無理やり汲み上げているのとは違う、本物の温泉と胸を張っていました。



>登別温泉(奥の湯)
単純硫黄温泉
80.5℃ pH4.9 1500L/分(自然湧出) 成分総計0.558g/Kg 平成6.8.18

登別市上登別町42-28
TEL 0143-84-3045

2010年9月の入浴メモより

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