地底人100物語

相手にとって不足なし

加仁湯

2012年02月20日 | 栃木の地底人
加仁湯

翌日、八丁の湯の温泉ワンコに見送られた私は、パスポートを使い乳白色の液状兵器を保有する加仁湯へ入国した。
入国審査は無事通過し、まずは「第三露天」へ。


んが!湯船には液状兵器が4分の1程度。それも透明湯ではないか。
オ~ マイ ガッ!

いやいやいやプラス思考で乗り切ろう。
掃除が終ったばかりの綺麗な湯船。
まだ誰も入っていない鮮度100%の一番風呂、フッフッフッ。
とか考えながら裸に着替える。
匍匐前進で湯船に潜入するも体勢がイマイチ。
股間のあたりが安定しない。
でもって裏返ってラッコのポーズ(まちがってもトドではない)。
おぉ~、これはなかなか気持ちいい。
しかしこの肌触りはなんだ?
ツルツルでもスベスベでもない。あえて言うならばスルスルか?
うほっ!良く見ると、手と言わず足と言わず、全身を小さな気泡に羽交い締めにされていた。
「これが鮮度グンバツ!、炭酸水素塩泉の底力かっ!」と気づいたと同時だった。
湯煙が私に覆いかぶさるように襲い掛かってきた。
目の前がホワイトアウトし、薄れ行く意識の中またも私は心の中で叫んでいた。

「く、曇らないメガネっ、プリーズ!」

と言った話は脇に置いといて、インターネットで改めて確認すると他にもいくつか湯船があることが判る。
・ロマンの湯
・第一露天
・第二露天
・ハラハラ風呂
・舟型風呂
・貸切風呂
・温泉プール

しかし当時のメモや写真には残っていないのですよ。
唯一見つかったのが、4つある「ロマン風呂」のうちのこのひとつ。

色濃く白濁したアチチな湯の記憶。
他の多くは雪のため閉鎖されていたんでしょうかねぇ。
おりを見てもう一度行ってみたいと思います。

黄金の湯、崖の湯、奥鬼怒4号、岩の湯混合泉
含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
53.8℃ pH6.3  湧出量184.6L/分(掘削自噴) 成分総計1.561g/Kg 平成12.7.25

栃木県日光市川俣871
TEL 0288-96-0311

2004年1月の入浴メモより

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