地底人100物語

相手にとって不足なし

清河寺温泉「いずみの湯」(埼玉)

2013年09月08日 | さらば愛しき地底人
清河寺温泉「いずみの湯」(埼玉)

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

人気日帰り温泉施設の「さいたま清河寺温泉」。
2006年2月に開業する数年前、一時的にオープンした伝説の仮設温泉がこの「いずみの湯」だ。
パチンコ店の景品カウンターで予約し、鍵を借りての50分間貸切利用。
駐車場の一角にトタン板で囲われた外観からは、これが温泉施設とはとても見えない。
トタン囲いの扉を開けると、プレハブ小屋の脱衣所。
着替えながら窓の外を見ると…

いゃ~、これはまいった。
画像の景色が飛び込んでくるのです。
なんともトロピカルな造りじゃないですか。
左側に小さい樽風呂が3つ。
ぬるい温度は源泉そのものでは。
パイプが樽の中につっこまれアワアワで白濁っ!
樽に体を沈めるとザパーッと溢れでる湯。
湯水のごとくとはこのことです。
順繰りに入ってはお湯を溢れさせまくり。
人肌の温もりとアワアワのぶるぶるの肌触り。
うへへへ、と顔のにやけが止まりません。
奥の2つの大樽は加熱してあったと記憶する。
中央手前は源泉かけ湯槽。
その奥は水風呂。
これだけでも充分な温泉施設。
こういう形態の日帰り温泉もいいもんだ。

トロピカル気分を演出するかがり火は、温泉と一緒に噴出する天然ガスを利用していたそうです。


2003年9月の入浴メモより


清河寺温泉いずみの湯
ナトリウム-塩化物温泉
38.3℃ 480L/分(掘削動力揚湯) pH7.71 成分総計4.690g/Kg
調査年月日 平成11年7月14日

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