地底人100物語

相手にとって不足なし

灰下温泉「灰下の湯 東栄館」

2017年08月07日 | 新潟の地底人
灰下温泉「灰下の湯 東栄館」

長岡市街から郊外にむけ国道8号線を移動中、微弱な誘導電波をキャッチした。

次々と繰り出される誘導電波にたどり着いた先は鄙びた公民館。


「よう来てくんなした」の矢印に振り返ると、個人宅のような建物。

表札を確認すると、ここが地底人の秘密基地。
誘導電波の発信地であった。


「こんにちは~」と受付で入湯料500円を支払い館内へ。
男女別に暖簾の下がった入口の脇にはリターン式の10円ロッカー。
貴重品にも安心だ。


脱衣所は、狭いながら必要な設備は確保されている。
では、裸になって浴室へ。


浴室は狭いがシンプル。
窓が開け放されているため、ムシムシ感はなし。
風が吹き込んでくれればもっといいのだが…。
しかしこの風景。
木々に囲まれた里山の雰囲気がいいなぁ~。


湯は麦茶色、適温。

湯口からサワサワ投入されているが、透明なボードで覆われ浴槽の中へ。

直接触ることはできない。
では湯船へと…。
そうそう、この肌触り!
入ってすぐに判るローションのようなヌルスベ感。
肌をなでなですると、気持ちいいのなんのって
ローションをチューブから直接手に取っているようで、タマランですよ。


湯上りはロビーで少々休憩。
温まりがよく汗が噴き出すもののさっぱり感もある。
このあたりは泉質の「炭酸水素ナトリウム」が効いているのかも。
侮りがたし、長岡丘陵地の地底人軍団。

灰下鉱泉
「メタケイ酸」と「炭酸水素ナトリウム」の項で鉱泉に該当
14.1℃ 9.6L/分(掘削自噴) pH9.0
成分総計789.7mg/Kg
調査及び試験日 平成24年8月17日

新潟県長岡市大積灰下町1455
TEL 0258-47-0596

2016年8月の入浴メモより。

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