地底人100物語

相手にとって不足なし

上の原高原温泉「こぐりやま山荘」

2024年06月24日 | 新潟の地底人
上の原高原温泉「こぐりやま山荘」

南魚沼温泉郷お湯印帳に参加している上の原高原温泉の「こぐりやま山荘」。
予約をすれば日帰りでの利用もできるようですが、群馬からの帰り路、せっかくなで宿泊で利用してきました。

上の原高原の奥まった場所、お松の池を時計回りに回り込んだ先に建つロッジ風の建物。

これ、大手企業の保養施設だったって言うんですから、凄くないですか。
4階建にも見えますが、石積みの部分(玄関や駐車スペース)は地下1階だそうで、地上3階、地下1階建ということです。
1階は受付。
2階は客室。
3階はダイニング。

では受付でチェックインし、2階へ。
エレベーターを降りるとこれですよ。

暖炉のある吹き抜けのスペース。
繰り返しになりますが、これが元保養施設って言うんですから。
この右手の壁側に客室が並びます。
そして奥の階段を上がるとダイニング。
吹き抜けから見える景色はこんな感じ。


部屋で一息ついたら温泉へ。
温泉も2階にあります。
外から見た画像で、2階部分のエアコンの室外機が並ぶ窓が客室。
その左端の窓のところが浴室。
同じフロアにあるので移動が楽ちんでした。

男女別の浴室。
浴室には石造りの湯舟と洗い場。
天井・壁は木造り。
湯は奇麗な無色透明。

反対側から

岩の湯口は使用されてなく、湯は浴槽内注入。
なので味不明ですが、湯面からは湯の香りがはっきりと漂います。
41℃くらいの入り頃の湯温とスベスベの肌触りが心地よいです。
宿泊者も多くなかったので、のんびりと入れてグッドでした。

ところで、ここで利用している源泉が
・13号源泉
・六日町温泉 第15号井
の混合泉。
これって麓の六日町温泉が利用している源泉、例えば「日章館」と同じなんです。
聞くところによると、六日町温泉をここまで引いているんだとか。
断熱性のあるパイプを使っているので湯温はそれほど下がらないらしいですが、冬場はまま下がり、夏場は熱いままだそうです。
これからの季節は窓を全開にして、吹きこむ風で空冷。
加水・加温もなく源泉かけ流しで利用しているそうです。
長い距離を引き湯しているため、マイルドな湯に仕上がっているのではないでしょうか。

・13号源泉(730L/分)
・六日町温泉 第15号井(720L/分)
の混合泉。
ナトリウム-塩化物温泉
52.9℃ pH7.6 成分総計1252g/Kg
分析年月日 平成28年10月26日

新潟県南魚沼市小栗山2910-120
TEL 025-786-4170

2024年4月の入浴メモより

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