湯たんぽは、布団のどこに入れてますか?
ここなら、適度に温かくて安全であることに気がつきました。
そこは、敷布団の下です。
今年の冬は得例年になく寒いですね。
お年寄りの方や、小さなお子さんをもたれている方は湯たんぽを
お使いのことと思います。
湯たんぽは、子供の頃母親が入れてくれたことを思い出します。
温かくて気持ちがよいのですが、時には熱過ぎたり、蹴飛ばしたり、
低温やけどをしたことがあります。
そんな記憶のある湯たんぽを、今年久し振りに使うことにしました。
早速、買いに行ってみると昔懐かしいブリキのものもありましたが、
宇宙船のような円盤型のプラスティックのものを買いました。
さて、使う段になって低温やけどの記憶がよみがえりました。
そこで、敷布団の下、つまり敷布団とタタミの間に入れてみる
ことにしました。
そうすると、それが実に快適で、ほど良くホンワリと温かいのです。
敷布団1枚分隔てられているので、まずやけどの心配はありません。
蹴飛ばそうにも、蹴飛ばすこともできませんから、朝まで同じところ
に留まっています。
室温10℃ 暖房器具なしの部屋で
熱湯を入れた湯たんぽを敷布団下に入れて温度計測したところ
1時間後敷布団上の温度 30℃
1時間半後 々 27℃
2時間後 々 26℃ でした。
これで十分な温かみであり、翌朝まで快適に眠ることが出来ました。
ふつう、そんなところには使いませんよね。
明治生まれの母親もいつも、敷布団と掛け布団の間に入れてくれました。
ですから、誰でもどこの家でも、そうするものとずっと思っていました。
何人かの人にも聞いてみました。みんな布団の間に入れていました。
これは新発見と思い、「湯たんぽの使い方」を検索したところ
どこにも記載は見当たりませんでした。やはり新発見です!!
わが家では、エアコンは1台しかありません。寝室は全くの無防備で
長年過ごしてきました。そう若くはなくなってきましたので、そろそろ
エアコンを入れようかと思っていたところ、この新発見で当分は入れない
ことにしました。
お年寄りの介護などで湯たんぽを使われている方も多いと思います。
いちどこの方法を試してみては如何でしょうか。お奨めいたします。
今風に言えば、省エネ湯たんぽ術とでも言うところでしょうが、そういう
言い方は好きではないので言いませんが、ん・・省エネ湯たんぽ術です。