魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

サクラマス(本マス)を1尾食べ尽くす一週間

2012年01月20日 | 魚食生活
 
 大きな魚を1尾、まるまる食べ尽くす一週間

本マスのはしりが入荷した。
これから春先にかけて、脂が乗ってくる。
青森産の2.2kgの美形、鮮度抜群!!
この姿を見てください。

      


 これを一週間かけて食べ尽くすことにした。

まずは一番大好きなフライから。

   

   サケ・マスは、何にしても美味しいが脂の乗ったマスはフライが旨い。
    芝エビがあったので、楊子を刺してこれもフライにした。
    手数でもこうすると、曲がらずにまっすぐ揚がる。もちろん頭から
    丸ごと食べられる。


翌日、照焼きにする。

   

   漬け汁を煮詰めてかけまわし、盛り付けた。
    焼き葱と黄色のブロッコリーを添えてみた。
    魚の皮はどれも美味いが、マスの皮はパリパリとして
    細かなウロコなぞぜんぜん気にならない。


3日目、マスすしを作ることにした。

   

   中落ちとカマ・頭に一塩して、グリルで焼いて身をほぐした。
    どんなに丁寧に下ろしても、骨周りに多少の身は残る。
    魚が大きいので、これで十分の量だ。
    木鉢にすし飯をつくり、炒り卵・炒り胡麻とともに混ぜ込む。
    もちろん、皮も細かく刻んで混ぜる。
    小どんぶりに盛り付け、焼き海苔を散らした。
    美味い!美味い!を連発してぺろりと平らげる。


4日目、コロッケを作ることにした。

   

   尾っぽに近いところ150gを塩焼きして身をほぐす。
    皮も細かく刻む。
    大き目のジャガイモ2個はレンジにかけてボールに移してつぶす。
    玉ねぎ、にんじんを細かく刻み塩・胡椒をして炒める。
    17個出来た。 8個を揚げて9個は冷凍にする。


5日目、もう一度マスすしを食べたくなった。

   
   
   
   
   


6日目、折角いろいろ作ってきたのだから、ハンバーグを試みることにした。

      

  マスは塩焼きにして身をほぐした。
   玉ねぎ、にんじんを細かく刻んだところに、銀杏も加えた塩・胡椒で炒める。
   パン粉を牛乳で戻し、具をあわせ、溶き卵を加えて練りこむ。
   ほど良い大きさにこしらえて、フライパンで焼く。

  型崩れもせず、きつね色に焼きあがった。
 味わいも食感もふんわり軽く、ヘルシーで美味い。
   こんなに美味しければ又作って食べたい。

  1個分の生地が残ったのでこれはパンにはさんで翌日マスバーガーに。


 さて、生の魚が一週間持つのだろうか。
  軽く塩をして0℃の冷蔵庫に保存し、十分鮮度を保つことが出来た。
  もともとの鮮度と、魚の種類によるが、サケマスの類は保存性が
  よいと思われる。


 ということで、6日かかって1尾の本マスを食べつくした。
 二人きりの食卓では、こうした食べ方の工夫は大いにメリットがある。

 7日目はいつになるか、冷凍にしてあるコロッケを食べる楽しみが待っている。


   

   
    












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