さしみで食べた鱈
市場通いの総決算 一年間、毎週週末の金・土、横浜中央市場によく通ったものだ。
好きなこととは言え、52週×2=104日、休日を差し引いて100日くらいになる。
どんな魚を買ったのだろうか。一年間の記録を月別に整理してみた。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1あかいか *
2あさり ********** *
3あじ *********** *** *** **
4あなご * ***
5あまえび * *
6いわし * ****
7いんどまぐろ * * *
8うるめいわし ◎◎ *
9えぼだい * * ** *
10おおめます *
11かき ***
12かつお ◎ * * **
13かます ◎ * ** *
14かわはぎ *
15きす ◎
16きはだまぐろ *
17さけ ◎ **
18さごち ◎
19さば ** ****** **
20さわら ** * *
21さんま *
22しこいわし * ** *
23ししゃも *
23しばえび *** * * * ** * *
24すみいか ◎**
25たかのはだい *
26たいらがい *
27たら * ◎
28ときざけ ◎ **
29とびうお * ◎
30どんこ *
31なめたがれい *
32にしん ◎ ** * *
33ほんまぐろ *
34まこがれい *
35ます ◎*
36まだい *
37むつ *
38めかじき * *
39めじまぐろ *
40めだい * *
41めといか ◎* * *
42めばちまぐろ ** ** **
43やなぎがれい *** * **
44やりいか * *
一年間で44種類の魚に出会い、食べたことになる。その日の入荷の中で新鮮さ、
魚体の良さが、選択基準。ひときわ目を引くものを探す。
予め欲しい魚、食べたい魚を決めて行かない。決めて行くと買うことが先に立って、
妥協して買ってしまうから、失敗することになる。一般的な旬にもこだわらない。
上の表を見ても、いわゆる旬を外しているものも多い。◎印で示したものが、思わず
美味い!!と歓声を上げたもの、絶品である。 *印が買った回数を表わしている。
魚は、天然の産物だから、自然の流れに従って食べるのが、美味しい魚を食べる秘訣
だと思っている。季節の流れに従って目に付くものをピックアップしてゆくだけで、年間
44品種の魚が食べることが出来た。前年は約50種類だから、6品種少なかった。
ざっと見たところでも、めばる・かさご・たちうお・すずき・ぶりなどが見当たらない。
タイミングよく出会わなかったか、値段が見合わなかったのかも知れない。サンマも1回
買って、後は荷が少なくて何となく買う気が起きなかった。
それに引き換え、2月のかつお・かます、6月のときざけ、とびうお、10月のうるめ
いわし、11月のたら、12月のキス、すみいかは、いいものに出会った記憶に残る逸品
であった。
いわゆる旬ではなくても、美味いものは美味いし、そのときの出会い・運ということになる。
市場通いが止められないのは、そこにある。もちろん仕舞った!と、ほぞを噛むこともある。
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