魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

ばばがれい・食べては美味いが・・・

2011年11月14日 | 浜どんどの市場日記
カレイはだいたい子持ちが美味い。
この”ばばがれい”もそうだ。

いや失礼!正式名称は「なめたがれい」だが、
なぜか別の名を”ババガレイ”と言う。

   

えら下から尾のつけ根近くまで丸々と多きな
卵巣がある。ずんぐりとした体形だから尾の
近くまで立派な切り身となる。

まさしく人間の食料となるために生まれて
来たような魚である。そして美味い!

   
     ナメタガレイの煮付け

だが、食べられまいとするためか、ともかく
体表の粘液が物凄い。それをそぎ落とすのに
まず苦労する。流しがすぐに詰まる。
必死の抵抗に違いない。

赤ガレイも入荷し始めた。これも卵が美味い。
腹側の普通白いところが、赤みを帯びているから
すぐ分かる。その名の由来だろう。

   

カレイは、おおむね冬の魚だ。マコガレイは夏。
煮付けが美味い!唐揚げも美味いが、
なんと言っても一番は、ヤナギガレイの一夜干し
かも知れない。

   

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