魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

待望の秋サバ

2011年08月15日 | 浜どんどの市場日記

8月13日、待望の秋サバが・・・ 
ブランドさばの松輪のマサバと、佐島のゴマサバが市場にならぶ。
 どちらも丸々太った雄姿。両者を食べ比べてみることにした。

      


夏のゴマサバ:秋のマサバの勝負。
 早速、持ち帰り両者をさばく。

包丁に伝わるまとわり着く感触は悪くない。
 迷わずしめ鯖に。

      

バッテラ寿司を作る。
 先ずはマサバから。まずまずの味わいでした。
 ゴマサバは明日、賞味することにした。

   

これからは、ゴマサバの時期は終わり、マサバの美味い時期となる。
 

【しめ鯖の作り方】

誰でも簡単に作れるしめ鯖だが、わたしの一工夫は、チャック付きのポリ袋を使うこと。
 少な目の酢でも十分漬けることができる。

1.容器にキッチンペーパーを敷き、
  3枚下ろしのさばに、両面タップリ塩をまぶす。
  その上にキッチンペーパーをかぶせる。
  その上に、ラップして冷蔵庫に入れ、3時間。

2.取り出して、酢洗いして、水気を拭き取る。
  中骨を毛抜きで抜き取る。

3.チャック付きのビニール袋にサバを入れる。
  その中に酢を注ぐ。昆布を入れる。
  空気を抜いてチャックする。
  再び冷蔵庫に入れて3時間。
  途中で、一、二度、袋を裏返し、酢を馴染ませる。

4.取り出して、薄皮をむく。
  適当に切り分けて出来上がり。

 *塩の時間と酢の時間は、余り厳密に考えない。
   短ければ浅く、長ければ強く利くだけのこと。
   好みの時間は、経験で覚えればよい。

 *酢・昆布以外の調味はお好み次第、ためして見るとよい。
   わたしは、余計な調味をしない。

 *小骨は、意外と抜き取り難いもの。
   抜かずに作り、盛り付けのときに、包丁ですきとる方が簡単。
   


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魚っ食いの食卓・・・7/31~8/6

2011年08月09日 | 魚の食卓
 
 夏の暑さには、冷たい飲み物は欠かせない。
 毎日、冷たい麦茶で体調管理に気をつける。

           

 セミの鳴き声が盛りとなる。


                 【朝 食】                       【夕 食】
 7/31(日)

             
     アジの唐揚げ・三杯酢                           アジの塩焼き・野菜スープ添え

 8/1 (月)

           
     イワシの梅煮                               アジの煮付け

 8/2 (火)

           
     アジの煮付け・焼き                            サワラの粕漬け

 8/3 (水)

           
     イワシの煮付け・焼き                           サワラの粕漬け

 8/4 (木)

              
     イワシの丸干し                              (チャーハン)

 8/5 (金)

                   
     イワシの丸干し                              アジ・イワシ丼

 8/6 (土)

           
     イワシの丸干し                              アジ・イワシフライ

 この一週間、振り返ってみるといわし・アジのアンパレード、あるいはサワの粕漬けと、
 保存食の利点を大いに活用。暑さのなか、買い物に行かずに済むのが嬉しい。

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魚っ食いの食卓・・・7/23~30

2011年08月09日 | 魚の食卓

 たまには肉をということで、トンカツを食べる。
 ヒレを1本買うと、2回に分けて食べることになる。二人きりだから。

 アナゴが美味いときだからと思って用意したところに、蒲焼の到来あり、
 急遽変更。土曜はやはりウナギか、高価なものを有難くいただく。

 翌日アナゴ丼、これも負けずにいけますよ!

              【朝 食】                      【夕 食】

  7/23

                

            サワラの刺身                     マグロとサワラの握りずし


  7/24

                

            サワラの肝臓煮付け                  サワラかま塩焼き


  7/25

             

            サワラの塩焼き                    (ヒレカツ)


  7/26

                          

           (夏野菜)                       (チャーハン)

  7/27

             

            珍しくトーストパン                  タラの粕漬け


  7/28

             

            サワラの粕漬け                    (ヒレカツ)


  7/29

                       

            イワシの刺身・タラの粕漬け              うな丼(到来もの)


  7/30

                             
            イワシの丸干し・アジの唐上げ三杯酢          アナゴ丼(自家製)







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魚の買い方・食べ方・下ろし方・・・究極のエコ調理に挑戦!

2011年08月09日 | 魚食生活
8月5日(金)、先週に続いて、大好きな小魚が入荷。
この日は、余裕の時間があり、究極のエコ調理に挑戦することにした。

 ・素材の魚を、一切捨てることなく、100%使い切ること。
 ・頭も・骨も・内臓も・尻尾も・皮も全て。
 ・そして、食べるときも余すところなく、食べ切れるように調理すること。
 

 調達した素材(魚)

 朝網の超新鮮小アジ  2kg/70尾  1尾約30g・・・相模湾・鎌倉産

    

 朝網の超新鮮イワシ(ヒラコイワシ) 2kg/50尾  1尾約40g・・・相模湾・鎌倉産

    
 
 先ずは、刺身でどんぶりに。アジ・イワシ丼

       

                

 続いては、ミックスフライに。

    

 アジは、丸ごと甘露煮に。

          

 イワシは、丸干しに。

              

 さて、問題は刺身とフライにした分の、残りの頭・骨・内臓。

   

 甘露煮にしてみることにした。
 結果は?

        

 全くオーケーでした。

 ただし、骨と内臓だけの甘露煮は、見た目も悪く箸も進まない。
 そこで、ホイル焼きにしてみた。これが真に美味・珍味となりました。

   


 ところで、当初のもくろみどおり、100%達成したでしょうか?

 結果は、99.95%でした。
 0.05%は、刺身を作ったときの皮でした。
 骨・甘露煮の中に入れれば、使えましたが、そこまでして100%を達成する
 意味もなかったので、そこだけは捨てました。


さて、こんなことをしてどんな意味があるのだろうか。
折角われわれの食料として、供される貴重な食糧は大切に余すところなく食べつくさねば
「魚の命」に申し訳ないと思う。 栄養摂取の面からも申し分なく、且つ経済的である。

そのためには、魚が、新鮮・良質でなければならない。
漁業者・流通関係者が、魚をもっと丁寧に優しく鮮度を保って扱ってもらいたいと思うことと、
われわれ消費者はもっと丁寧に食べ、漁師の皆さんの期待に応えなければいけない。


        
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