AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

結論に至る

2019-01-15 23:39:00 | ドラム
最近上げているのがPAISTE 900ばっかになってるな(笑)。
まァ仕方ない。目下収集にかかってるワケだからな。


今回は18"China。
これまでの入手順序からすると意外なまでに遅かった。

通常、オレはシリーズものを購入するにあたっては、先ずチャイナからっていうのが常套手段とっているんだが、900に関してはその前にカラーシンバルのラインアップを固めるのが先決だったので、手始めにライドを入手。
その後色々と手に入れて、今回に至る。

900というシリーズをもう一度振り返ると、
このシリーズは一昨年ALPHAの後継機種として発売された。
2002シリーズの合金ブロンズ材を採用したもので、当然PSTシリーズの上にくる機種にあたる。

音の特徴としては、簡単に言ってしまえばPST7とPST8の混ぜ合わせ、といった感じ。
明るく柔らかいが、輪郭を程よく表出させたアタックも利いている。

最大の特徴は、カラーシンバルの選択が出来るってとこで、レギュラーカラー(オレは勝手にベイクドブラウンと称している)以外に、ブラック、レッド、ブルー、パープルを選択可能。

900のが登場するにあたり、ALPHAが廃盤になる事が決定したと聞いた時、「コイツがALPHAの後か・・・」と思っていたのは事実。
これまで、ALPHAを支持してきた身としては、シリーズが消えるのは寂しい思いがあったからな。

ただ、
最初にカラーシンバルで22"Heavy Rideを入手した際に俄かに感じ、ここまで取り揃えてきた中で、今回のチャイナで確信持って言える。

900は、初期ALPHAの復刻ヴァージョンである、と。

これまでデザインチェンジしていく度に、使用するシンバルを新モデルに変えていったんで、感覚としては後期ALPHAに慣れきってしまっていた。
だが、元々ALPHAが登場した時は、現在の900のデザインと変わりがなかった。

初期ALPHAは、一連の上位機種と同様、スウェーデンで製造されていた事もあり、簡単に述べると「2002の合金を使用してTHE PAISTE SIGNATUREのレイジング/ハンマリングを採用したモデル」である。

コレが当時は価格を抑えながらもPAISTEとして新しいクリスタルサウンドを実現させたシリーズで、ニュースタンダードと謳われていた。

そう、
チャイナの鳴りを聴いた時、初期ALPHAに肉薄した響きを感じ取れた。

勿論、あの時のALPHAと全く同じワケではない。
どちらかと言うと、900は良い意味で低域にパンチがある。
それでも、大部分では初期ALPHAと言っても差し支えない要素を持ち合わせている。

ALPHA自体が無くなったという事実は確かに寂しいモンだが、900はれっきとしたALPHAの後継機種だと断言できる。

そういった意味に於いても、オレにとっては今後900を入手するのは必須とも言えるかもしれないな(笑)。

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