日々是気の向くままに

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嘉謝伝風節に確定(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々 137)

2019年03月14日 | 日記
カジャディフウ節の語源を見つけました。
琉球大学附属図書館のホームページ「デジタルアーカイブ」で「伊波普猷文庫」「琉歌百控乾柔節流(嘉慶七年)」という古い書物の写しが掲載されていて、その13ページ(中央部分)にはっきりと「嘉謝伝風節」とあり、歌詞が「安多嘉報の附す夢やちやうん見ぬ嘉謝手報のつくへ混と附(ここで文字が消えている)」とあります。
他のページを見ると、「作田節」などなど今の工工四に掲載されている題名が目白押しです。
これはもう確定です。「かぎやで風節」と書くのはやめて、全て「嘉謝伝風節」に統一しましょう!

嘉慶七年=1802年(当時の琉球では清の元号を使用)

伊波 普猷=1876年(明治9年)3月15日~1947年(昭和22年)8月13日:沖縄県那覇市出身 民俗学者、言語学者、沖縄学の父と称される