さて、「カジャディフウ節」は、勝手に「嘉謝伝風節」に決めつけましたが、まだ問題は解決しません。
工工四の歴史の中でよく出てくるのが、その創始者と言われる「屋嘉比朝寄」による「屋嘉比工六四」(ヤカヒクールンシー)ということになっております。
琉球大学付属図書館所蔵の「屋嘉比工六四」の写真が、ある解説書に掲載されているのですが、なんと「御前風節、カヂヤデ風節」とカタカナで書いてあるではありませんか。
最古とされるこの「工六四」には「カギヤデ」ではなく「カヂヤデ」!
もしかしたら「ヂ」を「ギ」に見間違えた?
そうして書き写す際に「カギヤデ」と書き間違えても、やはり「カジャディ」と読めるわけです。
歌詞も「ナオニジャナタティル」は「ナヲニギヤナタテル」と書いています。
「ヂヤ」と書いても「ギヤ」と書いても「ジャ」です。
このあたりに工工四の歴史の謎がありそうです。
工工四の歴史の中でよく出てくるのが、その創始者と言われる「屋嘉比朝寄」による「屋嘉比工六四」(ヤカヒクールンシー)ということになっております。
琉球大学付属図書館所蔵の「屋嘉比工六四」の写真が、ある解説書に掲載されているのですが、なんと「御前風節、カヂヤデ風節」とカタカナで書いてあるではありませんか。
最古とされるこの「工六四」には「カギヤデ」ではなく「カヂヤデ」!
もしかしたら「ヂ」を「ギ」に見間違えた?
そうして書き写す際に「カギヤデ」と書き間違えても、やはり「カジャディ」と読めるわけです。
歌詞も「ナオニジャナタティル」は「ナヲニギヤナタテル」と書いています。
「ヂヤ」と書いても「ギヤ」と書いても「ジャ」です。
このあたりに工工四の歴史の謎がありそうです。