日展

学生時代の同級生の画を観に、日展にいってきました。
官展の権威主義を色濃く残す、世にもこざかしいこの展覧会ですが、５０点に一点程度は観るべき作品があります。
迷宮のような長大な回廊を歩いて歩いて、ようやく目当ての「中町力」氏の日本画に遭遇。
↑画の解釈や善し悪しは、ごらんのみなさんにまかせます。
それにしても、としみじみ思うのは、こんな歳になっちまったか、ってことですね。
あのリキちゃんが、今や日展の「審査員」サマですよ。
やんなっちゃいました。
むかしは冒険的視点、圧倒的技量で、周囲をハッとさせてた画風も、自己模倣に落ち入っちゃってる感が否めません。
もっと革新的な画で、よどんだ日展を内側から変革してほしいのになー。（注文）
がんばれ、中町リキ。

東京都練馬区・陶芸教室／森魚工房 in 大泉学園