(旧)東京で陶芸体験!陶芸教室/森魚工房(練馬区大泉学園)

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自然釉

2011-10-20 09:57:49 | Weblog
薪窯で焼く作品は、マキの燃えカスの灰を浴びることになります。
「汚れちゃうんじゃね?」と思いきや、こいつが素地の上で融けて、色ガラスとなって沈着して、いい景色となるのです。
自然釉、といって、釉現象の最も原初的なものです。
灰は、現代でも釉薬の主原料なのです。


りらちゃんの花瓶。
灰が上からかぶるように、かかえ込んだ形をつくるのが、薪窯焼成には有効です。(つまり、傑作の生まれる確率が上がります)
開いた器は、食べ物を盛る内側に景色がきてしまうので、あまりおすすめできません。
つぼんだ形の花器、徳利、急須、それと陶人形などがおすすめです。
酒器なんかは迫力が出ますね。
もちろん、食器も大丈夫ですよ。

というわけで、いざ、制作を。

世の中の森羅万象にせまる。「しはんの裏日記・B面」