かずこ、７３さい 続報

お母ちゃんの続報。
乳ガンの部分切除手術、でした。
侵された乳腺とリンパ節を取っ払うらしいです。


生き死にの現場の迫真的ドキュメント、とかは特になく、病院にいったらもう終わってて（オペ）、本人もすっかり麻酔から醒めてました。
あっさりと大成功、らしいです。
転移もなし、痛みもなし。
「麻酔の寝入りばな」で、こてんと意識がなくなるくだりだけが興味深かったようで、その後のことはなにも覚えてないらしいです。
オレが全身麻酔を受けるときは、絶対、歯を食いしばって、目を剥いて、ど根性でがまんしてみよっと。


あとはひたすら手持ち無沙汰の時間なんで、ベッド脇でだらだらとおしゃべりをして過ごしました。
酸素マスク姿に、ふと「酸素が甘いってほんと？」と訊くと、「味なんかわからへんわ。あんたも吸ってみやー」というんで、遠慮なく吸ってみました。
ビニールのにおいしかしない・・・
ほんとに酸素なのかな？これ。

おかんの乳ガン追跡ルポルタージュは、後日につづきます。

東京都練馬区・陶芸教室／森魚工房 in 大泉学園

かずこ、７３さい

乳ガンをわずらったお母ちゃんが手術なんで、お見舞いの里帰りでした。


ドドン、と威容を誇る、岐阜県の総合医療センター。
なぜか「ブレードランナー」のタイレル社をほうふつとさせるような・・・


レプリカントの巣窟、タイレル社社屋。


８階の個室で過ごす、手術の前日であります。
いつも通りの元気な笑顔。
部分切除なんで、のんきなもの。


愛用のマグは、りょうこ女史のでした。


窓の外も、どこかリドリー・スコット的風景。
雨煙にかすむ駅前と、レンブラント光線。


右手には、天下の山城、岐阜城。
絶景かな。


斎藤道三を討ち滅ぼした織田信長の居城であります。
いつ見てもかっこええわ、鉄筋コンクリートやけど。


談話室で、しはんの瀬戸黒でお茶をたのしみます（麦茶）。
翌日の手術に備え、リラックス・・・しすぎ。

つづく。

東京都練馬区・陶芸教室／森魚工房 in 大泉学園