
薪窯焼成が近いですよ。
この時期になるとみなぎってくる、陶芸怪人・横山くんです。

謎の巨大ドラ鉢を制作。
薪窯に放り込んで、また傑作にしてしまおうと目論んでます。

こちらも横山くんですが、打って変わって繊細。
磁器で挽いたメシ茶碗を磨き込み、ツルツル薄々にしようという試みです。

ところが、あまりに薄造りのため、たまに「手の平で包み込む力だけで」割れてしまいます。
その薄さときたら・・・

まさに、米を三割まで削ぎ落とす、大吟醸状態。
やりすぎでは・・・?

6個つくったうち、2個が破損。
生き残ったひとたち。

これだけ削り粉が出ました。
「あかたろう」みたいに、こいつで2個が再生できそうですね。
こうした驚くべき手間ヒマと労力があって、はじめていいものが産み落とされます。
今夜は、大吟醸を押し頂いて飲むことにしますか。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園