今日と明日が出会うとき
先週月曜日に松本零士さんが星の海に旅立たれたとの報を昨日聞き、悲嘆に暮れてます。
今日は昔のアニメ映画のパンフレットをクローゼットの奥から引っ張り出して懐かしく読んでました。
70年代終盤から80年代前半の大ブームにどっぷり嵌った世代ですから、残念としか言いようがありません。
個人的に最も印象深かったのはやはり『銀河鉄道999』ですかねぇ。音楽も良かったし。
ゴダイゴの主題歌はもちろん大好きですけど、挿入歌のコレも好きでした。
酒場のシーンで作者そっくりのキャラクターを登場させてましたね。
映画2作目のエンディング曲も素晴らしくて、久々に聞いたら涙腺がヤバイことに・・・
巨匠とも永遠に"SAYONARA"となってしまった訳で・・・
ご冥福をお祈りいたします。
米国の偉大な作曲家バート・バカラックさんが94歳で永眠されました。
代表曲として真っ先に挙がるのはコレでしょうね。
1969年公開の映画『明日に向かって撃て!』の主題歌となったこの "Raindrops Keep Fallin' On My Head"
(邦題『雨にぬれても』)は世界的に大ヒットし、1970年の全米年間シングルランキングでは4位になってます。
当時、自分はまだ小学生低学年でしたので、リアルタイムで聞いていた記憶はありませんが、
中学生になって洋楽に興味を持って以降、ラジオからよく流れてくるのを聞いて耳馴染みの曲になりました。
で、80年代のヒット曲として個人的に印象深かったのは...
クリストファー・クロス『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』 "Arthur's Theme (Best That You Can Do)"
※映画『ミスター・アーサー』の主題歌。個人的に80年代の洋楽では屈指の名曲だと思ってます。
ネイキッド・アイズ『僕はこんなに』 "Always Something There To Remind Me"
※60年代の曲のカヴァーのようですが、オリジナルを知りません。イントロのサウンドがスゴイ!
パティ・ラベル&マイケル・マクドナルド『オン・マイ・オウン』 "On My Own"
※作詞は当時の奥様キャロル・ベイヤー・セイガーさん。これぞ大人のデュエット曲って感じ。
これら以外にも数多くの楽曲がありますが、個人的に一番大好きなのはこの名曲です。
カーペンターズ『遥かなる影』 "(They Long To Be) Close To You"
ご冥福をお祈りいたします。
ポップロックバンドとして1970年代から1980年代を中心に世界的な人気を博したフリートウッド・マックの
メンバーだったクリスティン・マクヴィーさんが先月末に亡くなったことを今夜になって知りました。
バンド内ではピアノ/キーボードを担当し、ソングライターとしても重要な役割を果たしてました。
数々の作品を残しており、その中でも個人的なお気に入りが "Don't Stop" という曲です。
1977年発表の超大ヒットアルバム "Rumours"『噂』からシングルカットされ、全米チャートで3位を記録。
過ぎ去った昨日のことはいいから明日のことを考えていこうっていう前向きな姿勢を綴った歌詞内容で、
聞くと元気になるような曲調にも好感を持ちました。
ちなみにウチにはそのLPレコードがまだ残ってます。ジャケットの裏面はこんなのでした。
大きい写真で右端に写っている女性がクリスティンで、左端には元旦那のジョン・マクヴィーが写ってます。
で、同アルバムには、しっとりと歌い上げるこんなバラード曲も収録されてました。
当時、メンバー間の不和により、バンド解散の危機を迎えていたところを救った賛歌だったんだとか。
さらに、80年代に入ってから個人的に印象に残っているのはこの曲。
1987年リリースのアルバム "Tango in the Night" からカットされた3枚目のシングルで、全米最高位は4位。
少し愁いを帯びた曲ですが、同アルバム内では最大のシングルヒット曲となりました。
なお、80年代中盤のバンド活動休止中にはソロアーティストとしても活躍し、こんなヒット曲を出してます。
イントロが印象的で、全体的にも耳に残りやすいメロディはソロでも健在って感じでした。
行年79歳。ご冥福をお祈りいたします。
今朝、ネットニュースで訃報に接しショックを受けました。
73歳での早過ぎる永眠は、とても残念でなりません。
個人的に大ファンというほどではなかったものの、洋楽にどっぷり嵌り始めた頃に大活躍していた
アーティストの一人でしたから、特に70年代終盤から80年代前半にかけて、数々のヒット曲を耳にする
機会がかなり多かったように思います。
で、今から44年前(!)、初めて聞いた楽曲はコレでした。
ジョン・トラボルタとの共演映画「グリース」に出てくるデュエット曲で、
まだ中坊だった自分の耳は英語に全く慣れておらず、サビの部分があまりにも早口で歌われるので、
"You Are The Lion"にしか聞こえなくて、なんでライオンが出てくるのかよく分からなかったという
思い出があります。実際には曲のタイトルでもある"You're The One That I Want"という歌詞です。
当時は主にミュージカル映画の出演女優としてご活躍され、"XANADU"っていう映画にも出ていましたね。
そのサウンドトラック盤のレコードがまだウチに残ってまして、ジャケットの表裏はこんなのでした。
実は雑誌「ぴあ」のクロスワードパズルか何かの懸賞で当選して、新宿の高層ビル内にある某レコード店へ
受取りに行ったことをよーく憶えています。塩ビ製LPレコードなんでA面とB面があるのが普通ですけど、
コイツは音楽制作で関わったエレクトリック・ライト・オーケストラによるE.L.O.面と
オリビアの曲がメインのONJ面っていう呼び方になってます。
で、E.L.O.面に収録のタイトル曲"XANADU"は数年前のソフトバンクのCMに何故か使われたりしてましたね。
演奏はもちろんE.L.O.が担当で、ヴォーカルはオリビアさんによるものでしたから、
Electric Light Orchestra featuring Olivia Newton-Johnってとこかな。
ONJ面では1曲目の"Magic"が全米チャートで4週連続No.1となる大ヒットを記録。
1980年の年間チャートで3位に食い込んでます。
個人的にはクリフ・リチャードとのデュエット曲"Suddenly"が好みですけど、
そのシングル盤のセールスはイマイチだったようです。
で、その翌年には"Physical"が全世界で爆発的なヒット曲となり、ビルボード誌の全米シングルチャートで
10週連続1位という快挙を達成しています。
それまでの清純派的なイメージからの路線転換には賛否両論あったように思いますが、
商業的には大成功だったんでしょう。
ということで、ヒット曲が盛り沢山って感じですけど、個人的に一番のお気に入り曲はやっぱりコレですね。
邦題は「そよ風の誘惑」。春先に聞きたくなる爽やかな曲で、聞くたびにその素晴らしい歌声に癒されます。
ご冥福をお祈りいたします。
シンセサイザー奏者として世界に名を馳せたヴァンゲリス氏の訃報を本日知りました。
アーティスト活動の経歴は1960年代から始まったようですが、個人的には80年代以降に数々のヒット作を
生み出したことが印象に残っています。特に映画との繫がりが強くて、代表作はやはりコレでしょう。
1981年に全米週間シングルチャートで首位を記録しています。インストゥルメンタル曲が1位になるのは
かなりレアだった気がしますが、美しいピアノの旋律とアレンジが素晴らしく、大ヒットも頷けました。
なお、『炎のランナー』のサウンドトラック盤もアルバムチャートでTopに輝いています。
さらに『ブレードランナー』のエンドタイトル曲もよく聞いたなぁ。
オリジナルバージョンよりもこっちの方が耳馴染みなのは、日本でクルマのCMに使われたせいかも?
日本映画では『南極物語』の音楽も手掛けてましたね。
この曲がタロ・ジロとの再会シーンを一層感動的なものにしていたような気がします。
それと、星好きとしては宇宙を題材にしたドキュメンタリー"COSMOS"の音楽も忘れられません。例えば・・・
いずれもシンプル且つ印象度の高いメロディの曲で、稀代の天才作曲家だったように思います。
ご冥福をお祈りいたします。
There must be a thousand billion voices trying to get through.