一昨日、記事に取り上げた「きりん座流星群」は、それなりの活動があった模様です。
ウェザーニューズ社の北米からのネット中継では群流星らしきものが数個捉えられてました。
日本での電波観測(HRO)の速報を見ると、出現ピークは24日16:30ごろだったとみられ、
ほぼ予報通りの時間帯に地球が実在のダストトレイルを通過したようです。
HROの記録上はピーク時に30個/時程度の出現で、さほど多くはなかった印象です。
数百個/時という予報もありましたが、さすがにそれは楽観的過ぎる見方だった気がします。
ちなみに日本で夜を迎えた頃にはHROで10個/時ぐらいまで活動が低下してました。
実際の空で見える流星数はさらに少なかったと思われ、
好条件とされた北米でも1時間に10個見えたかどうか。
日本では1時間に1~2個見えれば幸運って感じだったでしょうか。
残念ながら関東地方は夕方から雲が広がって星が見えない状況でしたので、
個人的には何も収穫なしでした。
それにしても事前に新流星群が予測され、出現数こそ低調だったものの
予報通りの時間帯に活動が観測されたのは史上初のことではないかと思われます。
この先もこういう事例が出てくるのか、ちょっと興味がありますね。