先週末もまたまた愛しの女医さんをパパラッチしに出掛けました。
23日は山梨県大月市某所に出向き、カメラレンズによるお気楽撮影で長い尾を捉えてみました↓
【カリフォルニア星雲とすばるの傍を行くラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)】
キヤノンEOS60Da+28-75mmズームレンズ(@39mm),ISO2000,F4,
総露出時間60分(3分×20コマ加算),星空雲台ポラリエ使用,トリミングなし
女医さんはおひつじ座の一角にいて、ペルセウス座にあるカリフォルニア星雲と
おうし座のすばるの中間点に向かって尾を伸ばしていました。
それぞれの天体が個性的な波長帯域で輝いており、色の対比が面白い画像になっています。
翌24日は毎度お馴染みの伊豆稲取まで遠征。主砲を使って得られた画像がこちら↓
【1/24のラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO1600,F2.8,
総露出時間30分(3分×10コマ加算),中型赤道儀使用,僅かにトリミング
イオンテイルが前の週とは異なる構造になってました。撮るたびに違う姿を見せてくれます。
地球から離れていってるので、緑色に広がる頭部のコマは前の週より少若干小さくなった感じですが、
光度の低下は僅かなようで、まだ肉眼で存在確認ができます。
今後も女医さんはさらに北上を続け、さんかく座からアンドロメダ座に入った辺りで太陽最接近を迎えます。
今週より残念ながら月明かりの影響を受けるようになるため、しばらく観測に不向きの期間が続きますが、
来月の10日ぐらいからまた見やすくなると思われます。但し、光度は5等台に低下する見込みです。