先週末もLove女医さん撮りに出掛けました。今回は金曜・土曜の2日連続で伊豆稲取まで遠征。
またしても強風の洗礼を受け、撮ったコマ数の割にはブレずに写った画像が少ないという
悲しい状況の再来となりました。まず16日深夜撮影分の画像がこちら↓
【1/16のラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO2000,F2.8,
総露出時間30分(3分×10コマ加算),中型赤道儀使用,僅かにトリミング
依然としてイオンテイルが複数本伸びていて、細かな筋がいくつか捉えられました。
双眼鏡では何となく尾が伸びている方向が分かる程度ですが、頭部のデカさには圧倒されます。
次いで17日深夜撮影分の画像がこちら↓
【1/17のラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO2000,F2.8,
総露出時間24分(3分×8コマ加算),中型赤道儀使用,僅かにトリミング
イオンテイルの構造が前夜とは異なっているのが分かります。やはり経日変化が大きいです。
ちょうど「すばる」の傍にやってきていたので、カメラレンズで記念のツーショット写真も撮りました↓
キヤノンEOS60Da+Aiニッコール85mmF2S,ISO2000,F2.8,総露出時間15分(1.5分×10コマ加算),
星空雲台ポラリエ使用,トリミングなし
イオンテイルが予想外に長く伸びていて、写野からはみ出しているようです。
なんと!見掛け上の長さは10度以上とみられます。画像処理をしていてビックリしました。
その長さの尾が肉眼で見えたら、さぞかし壮観なんでしょうけど、
残念ながら双眼鏡を使っても、そこまで伸びているのは見えません。
さて、Love女医さんは今月末に太陽最接近を迎えますが、地球からは既に遠ざかりつつあります。
月明かりの影響も考えると観測上の最盛期は今週末ぐらいまでとなりそうです。
本体が消滅しない程度に崩れてくれると、もうちょっと明るくなるかもしれませんが、
それは予測不可能なので、期待を胸にしばらく見守るしかないです。