木星は夜半前に昇ってくるようになってはいますが、高度が十分に上がるのは未明になってから。
ということで、木星撮影の前に星雲星団を狙ってみたのでした。
まずはうみへび座にあるこの天体↓
【木星状星雲 NGC3242】
口径18cm望遠鏡+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),F12,
総露出時間18分(30秒×36コマ加算合成)
我々の太陽と同等質量の恒星が一生を終えた際に形成される惑星状星雲と呼ばれる天体の一種です。
Wikipediaによるとイギリス海軍士官であったウィリアム・ヘンリー・スミスが望遠鏡での観察時に
大きさや色が木星に似ているとの感想を述べたことから「木星状星雲」と名付けられたそうです。
見掛けの大きさは40秒角ということで、確かに木星の視直径とほぼ同じですが、色調は上の画像の
とおり全体としては青っぽくて、木星のイメージとは程遠い感じです。個人的には遠い昔に足の裏
にできて悩まされた「魚の目」みたいな姿に見えて仕方ありません。
次はりょうけん座にあるこの天体↓
【球状星団 M3】
口径18cm望遠鏡+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),F12,
総露出時間50分(5分×10コマ加算合成)
夥しい数の恒星が球状に密集している天体の一つです。コイツは結構明るくて大きいので、
長焦点の望遠鏡でも写しやすい天体です。中心部が白く飛び気味だったかもしれません。
この撮影の後で木星の撮影を行ったのでした。その成果は前の記事のとおりです。
で、木星の撮影終了後に望遠鏡の代わりにカメラレンズを赤道儀架台に搭載し、
薄明開始までの短い時間に撮ったのがこちら↓
【散光星雲M20&M8に接近した火星】
EF200mmF2.8LⅡUSM+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),F2.8,
総露出時間4分(2分×2コマ加算合成)
夏の天の川の真っ只中にある2つの散光星雲に火星が接近中だったので記念写真を撮ってみました。
途中で空が白んできて、2コマしか撮れなかったのが残念。また、キヤノン製のEFレンズは絞りが
電子制御式で、冷やし中華カメラ側からのコントロールができず、絞り開放でしか撮れないため
画質がイマイチでした。これはデジイチで撮るべきだったなぁと少し反省。
今週末も☆撮り遠征したいところですが、天気がどうなることやら・・・?