与那国島に渡った日の最後の話です。
アヤミハビル館を出た後、島の東端に向かいました。
ちょっと道に迷ったりしたため15分ほどかかって目的地の入口に到着。
中央に灯台が見えてますが、近くにあった説明板によると、その辺りが島の東端になります。
東崎と書いて「あがりざき」と読みます。太陽が上がってくる方角なので、東=あがりとなったとか。
最西端にあたる西崎(いりざき)と比べると、有難みに欠けるんですけど、なかなかの絶景ポイントなんですヨ。
東埼灯台の手前には、こんな草原が広がっていて、何やら茶色い動物がいっぱいいます。
それは、この四足動物なのでした。
与那国馬っていう、小型のお馬さんでした。柵とかは見あたらず、完全なる放し飼い状態みたい。
少しずつ近づいていきます。
すぐ傍までいっても、我関せずって感じで、ずーっと草を食べ続けてます。
となると、こんな落し物もあちらこちらに沢山あるわけで・・・
足の踏み場が無いようなところも結構ありました。でも、景色は本当に綺麗です。
某スポーツ用品メーカーのCMで、かつて出てきた「ブルーは空から、グリーンは大地からもらった」なんていう
キャッチフレーズを思い出しました(古っ!)。
で、その緑の大地の先には東シナ海の水平線と接する海岸線が続いてました。
波打ち際をクローズアップすると、砂浜ではなくて岩場なのでした。
下まで道が延びていて、駐車場もあるようです。
右手にある灯台方向に歩いていくと、石垣みたいなのが続いており、
灯台の近くは断崖絶壁だったりします。
風が強かったんですが、がんばって足を踏ん張り、手を思いっ切り伸ばして岸壁の下を撮影してみました。
ウォー、おっかなくてガクブル~。良い子はマネしない方が無難です。
端の方をひと回りして、南側から再び灯台を日の丸構図で狙うと、こんな感じ。
で、広々としたこの草原の南端側には展望台もあるんですけど、老朽化のせいで立入禁止状態でした。
日本じゃないみたいな景色を満喫したところで、時刻は16時半になってました。
そろそろ集落に戻り、ホテルにチェックインしようと思って、西へ向かいます。
その途中にも与那国馬が・・・
道沿いには白い個体を発見。
近くには大きな風力発電施設が聳え立ってたりします。
その風車の付け根付近には牛が何頭かいて、とっても長閑な雰囲気なのでした。
で、一泊だけお世話になるホテルにチェックインし、館内の壁を見るとこんな写真が貼られてました。
島の南側の海底に存在する地形の写真なのでした。自然の造形であるとの説と、古代遺跡であるとの説があり、
論争になったりしてますが、個人的には人工的な構造物に見えるんで、遺跡説を支持したくなりますねぇ。
その方がロマンがあるし・・・
実は、この海底地形を半潜水艇で見学するツアーがあって、事前にメールで申し込んでいたんですけどね、
希望日(翌日の3/27)は最低催行人数に達しなかったってことで、おじゃんになりました。んー、残念無念!
そして、部屋に荷物を置いて、夕食ができそうなお食事処を探しに港の方へ向かいます。
Googleマップで調べたら、すぐ近くに「創作Kitchen 風土」っていうお店があるのが分かったんですけど、
行ってみたら準備中とのことで、仕方なく港の近辺を散策しながら時間を潰します。
で、防波堤へ向かう橋の上から、こんな写真を撮ったりしました。
昼過ぎに行ったティンダバナの岩山が奥に、ナンタ浜っていうビーチが手前に写ってます。
この砂浜でも美しい色の海が楽しめるらしいんですけど、夕刻だったせいかイマイチって感じでした。
適当に暇つぶしした後、再びお店に戻ると、さっきは無かった幟が出てました。
この日は宴会の予定が入ってるとのことで、人が大挙して来る前にすぐに注文しました。
で、いただいたのは、この2品と生ビール1杯でした。
ソーメンチャンプルーの味付けは絶妙でしたよ。ラフテーも柔らかくて、これがまた美味!
風土さんのFoodはいずれもおいしゅうございました(なーんてネ、ベタだなぁ・・・)。
ということで、与那国島の滞在初日は、これにて終了。
(翌日につづく)
自撮り棒があったら、もっと怖い画像が撮れたかもしれません。
与那国島は断崖絶壁だらけって感じでした。