巨大地震の元凶などとネット上で噂されてきたエレーニン彗星が今日、
太陽最接近を迎えます。
彗星というのは太陽に近づくにつれて明るく輝くようになることが多いのですが、
この彗星は少し前から光度が低下しているとのことで、どうやら中心核が崩壊して
きているようです。信頼できる情報源はこちら↓
http://www.aerith.net/comet/weekly/current-j.html
http://www.skyandtelescope.com/community/skyblog/observingblog/128708798.html
彗星の実体は「汚れた雪玉」と考えられているので、太陽の熱などの影響で
崩れてしまうこともあり、この彗星もそのような状況になってしまったと
いうことでしょう。彗星核自体が小振りだったと考えられます。
そんな小規模な天体が月よりも遠い所にいて地球の地殻に影響を与えるはずもなく、
これでネット上の噂が根も葉もないデマであったことが証明されたと言えそうです。
特に、こういう(↓)輩の言うことは、真に受けない方がいいようで。
http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=201108007
地震については常に用心してた方がよいとも言えますね。