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長崎旅行写真集・8 (白い洋館抜ける涼風)

2007年04月03日 19時36分23秒 | 気ままにお出かけ
architecture061.jpg: 長崎。東山手十二番館
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=5.6, SS=1/200s), ISO200, WB=Sunny (-1), f=29mm (35mm-equivalent: 43mm)

昔から外国人の居留地が設けられていた長崎には古い洋館が伝わっています。洋館は主に東山手から南山手に保存されています。

こちらは東山手十二番館。中は無料の休憩所になっていて、女子高生がおしゃべりに花を咲かせていました。

広いテラスを涼しい風が抜けていきます。

木造ですが壁は白く塗られ、清楚 (せいそ) なたたずまいです。窓にはブラインドがはめ込まれ、風が通るようになっています。蒸し暑い日本の気候には、涼感漂う白塗りの建物も合います。

architecture062.jpg: 長崎。東山手十二番館
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=5.6, SS=1/200s), ISO200, WB=Sunny (-1), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

テラスには屋根が大きく張り出しており、雨の季節でもテラスを散策しながら外の景色を楽しめます。

stairs005.jpg: 長崎。石の階段
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W) and LEE Graduated ND 0.6 Soft filter, Manual exposure (F=5.6, SS=1/200s), ISO200, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

東山手十二番館の前には階段が延びています。左に見えるレンガの塀は、長崎に残る数少ないレンガ塀だとか。長崎でも、今では外観だけレンガ風にした偽物の塀がほとんどで、レンガを1個1個積み上げた本物のレンガ塀はここだけといううわさも耳にしました。

長崎は坂の町。石畳の坂や階段が縦横に張り巡らされています。長崎の街は、山肌にへばりつくように広がっています。というのも、長崎にはもともと平地がなかったから。現在平地になっている地域はすべて埋立地です。

上り下りは大変ですが、そのおかげで足腰は鍛えられます。

長崎の人はみんな健脚で、とにかく歩く。渋滞に巻き込まれていつ着くとも知れないバスなんて当てにならない。長崎駅まで行くにも歩く。それも5分や10分の距離ではありません。40分くらいの距離なら歩きますね、とは南山手八番館の係員の弁。



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