みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

鳴門・高松旅行記・15 (渦の道へ)

2005年10月31日 23時10分02秒 | 気ままにお出かけ
今回の旅行には見所がいくつもありますが、前半の一番の楽しみは鳴門の渦潮です。ちょうど大潮と重なるタイミングに四国を訪ねるのですから、この幸運を見逃してはいけないでしょう。

雨模様のお天気ですから、観潮船には乗らずに渦の道から渦潮を見ることにします。渦の道に入場するには、入り口の券売機で入場券を買って、その入場券を自動改札機に通します。

tabi0043.jpg: 渦の道の入場券

自動改札を通るなんて、電車に乗るような気分。もともと鉄道を通す予定だったスペースに渦の道が造られたことと関係があるのかな?

tabi0044.jpg: 渦の道に入った直後の通路

中は鉄骨がむき出しです。左右に壁はなく、フェンスで囲ってあるだけなので、風が吹くと雨が入ってきます。床には茶色いタイルが敷き詰められていますが、その両側はガラス張りになっていて、外の景色ばかりでなく、足元から数十メートル下の景色もよく見えます。

tabi0045.jpg: 渦の道から下を見下ろす

ほらほら、こんな風に下が見えちゃうの。

ヾ(≧∇≦)〃 怖いよ、怖いよ~!

おまけに、上を高速道路が通っています。大型トラックが猛スピードで走り抜けるたびに渦の道もゆさゆさ揺れます。阪神大震災級の地震でもこの橋は壊れないと頭では分かっていても、やっぱり怖いです。

ヾ(≧∇≦)〃 怖いよ、怖いよ~!

海面までは高さ45m。高さと揺れに慣れるまで、通路を歩くのもドキドキです。デジカメが渦潮に飲み込まれないように、首から掛けておくと安心ね。

tabi0046.jpg: 渦の道の床。ところどころガラス張り

通路の床にはガラス張りの部分もあり、45m下の海面をのぞけます (めちゃ怖いです)。雨の日はガラスが滑りやすくなってるので、ガラスの上には乗らないのが無難です。

tabi0047.jpg: 鳴門海峡の瀬戸内側
鳴門海峡の瀬戸内側
tabi0042.jpg: 鳴門海峡の太平洋側
鳴門海峡の太平洋側


瀬戸内側の海は穏やかです。風もないのにざわついてる太平洋側の海とは大違い。今は干潮の時間なので、渦は太平洋側にできます。このざわつきが、やがて渦になるのでしょう。干潮時刻まであと1時間半。



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鳴門・高松旅行記・14 (渦潮を見に小旅行)

2005年10月30日 19時17分19秒 | 気ままにお出かけ
(p_∂)ノ おはよう。むにゅむにゅ。鳴門で迎える初めての朝です。

今回の旅行でどうしても見たかったもの、それは鳴門の渦潮。友達から10月9日に高松で開かれる映画祭に来ないかと誘われ、ついでに高松周辺を観光してこようと調べてみると、ちょうど大潮の時期と重なってるんです。これは見なきゃ。

10月の潮見表 (「鳴門NAVI」より)


日付満潮時刻干潮時刻
5 (水)06:50 大潮13:10 大潮
6 (木)07:30 大潮13:40 大潮
今日→ 7 (金)08:00 大潮14:30 大潮 ←ここを狙う!
8 (土)08:40 大潮15:10 中潮
9 (日)09:30 中潮16:20 中潮
10 (月)10:40 中潮17:40 小潮
11 (火)12:00 中潮19:20 小潮
12 (水)13:50 中潮06:50 小潮


「明日の渦は2時半だよ」
昨日、架橋記念館のおじさんも言っていました。市バスの運転手さんも教えてくれました。さすが鳴門、市バスの運転席には潮見表が用意されていて、満潮・干潮の時刻が分かるようになっています。やっぱり鳴門は渦の町なのね。

今日はバッチリ準備をして渦を見に行きます。

ヾ(≧∇≦)〃 ひゃっほ~♪

あいにくの曇りですが、お天気ばかりは思い通りになりません。

渦の見頃は満潮・干潮時刻の前後それぞれ1時間半、計3時間くらいが見頃と聞いたので、お昼過ぎに鳴門公園に着くようにバスに乗ります。バスは1時間に1本くらいしか運行していないので、逃すと大変、渦を見れません。空には重く厚い雲が垂れ込め、太陽が顔を出す気配はありません。やがて雨がポツポツと降ってきてしまいました。

四国本島は鳴門海峡を挟んで直接淡路島と対峙しているわけではなく、間に大毛島を挟んでいます。鳴門海峡はこの大毛島と淡路島の間の海峡なので、渦潮を見るには四国本島から小鳴門橋を通って大毛島に渡ります。この橋を渡るまで、四国本島は鳴門海峡を挟んで直接淡路島と向き合っていると思っていました。

tabi0040.jpg: 小鳴門橋

小鳴門橋は大鳴門橋と似たつり橋です。高速道路用の橋と一般道用の橋が別々に架けられています。

tabi0041.jpg: 小鳴門橋

一般道用の小鳴門橋は白い塔とピンクの橋桁を組み合わせたツートンカラーに塗られていて、なんだかかわいいです。

バスは高速鳴門のバス停近くで大きく旋回し、小鳴門橋に入っていきます。小鳴門橋を越えると、バスは細い山道をくねくね曲がったり海岸沿いの平坦な道を走ったり、もうそれだけで小旅行気分です。

干潮の2時間ほど前に鳴門公園に到着しました。

tabi0042.jpg: 風もないのにざわつく海

風もないのに海がざわついています。昨日の穏やかな海とはまるで違う、何か起こりそうな予感を秘めています。

こんな天気ですから、観潮船には乗らずに渦の道から渦潮を見ることにしましょう (よい子は大鳴門橋の上に車を停めて渦潮を見たりしないでね)。

渦の道は、大鳴門橋を通る高速道路の下に遊歩道を設けて、海上45mから鳴門海峡の渦潮を見渡せるようにした施設です。

聞いた話では、昔から淡路島を経由して本州と四国を結ぶ構想はあったようです。しかし大きなつり橋を架けるのは技術的にも難しく、まさに夢のような話でした。時とともに日本の建設技術が格段に進歩して夢が夢でなくなると、まず鳴門と淡路島を結ぶ大鳴門橋が建設され、次いで淡路島と本州 (明石) を結ぶ明石海峡大橋が建設されました。

このとき、大鳴門橋は上を自動車が、下を鉄道が通れるように二層構造に設計されました。大鳴門橋の橋桁がゴツいのはそういう理由があったのね。

しかし、続いて建設された明石海峡大橋が自動車専用橋として建設されたため、淡路島と本州が鉄道で結ばれることはなくなってしまいました。その後も大鳴門橋に鉄道が通る気配はありません。業を煮やした徳島県は、ついにこの鉄道用スペースを観光用の歩道に改装し、渦の道を開館してしまいました。

ヾ(≧∇≦)〃 徳島県、えらいっ!

鉄道が通る見通しが立たないのに固い頭で「鉄道用スペースだから」とこだわっていても、せっかくの二層構造が無駄になってしまいます。遊休資産を観光に有効利用してしまうこの柔軟な発想、すばらしい。他の自治体も徳島県を見倣って漫然と事業を進めるのをやめ、効率を重視してもらいたいものです。

徳島県はインターネットでも観光情報を積極的に提供しています。特に、とくしまバスNaviは携帯電話からも路線バスの時刻表を検索できます。地方の小さな町が路線バスの時刻表を携帯電話で検索できるシステムを提供しているなんて、あまり聞きません。都会を除くと、ここまで情報を充実させている町は少ないでしょう。

徳島県で残念なのはアピールが足りないことかな。役人には珍しく柔らか頭してるのにもったいない。

ヾ(≧∇≦)〃 徳島がんばれ! (と、新しく徳島ファンになった人が応援しています。)



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(10月31日加筆) 小鳴門橋に関する記述と画像を追加しました。
(11月1日加筆) 小鳴門橋の画像をもうひとつ追加しました。

コーヒー豆乳・3

2005年10月29日 22時03分41秒 | デイリーお気楽グルメ
甘さ4 ★★★★とても甘い
とろ~り感1 ★☆☆あっさり
豆乳っぽさ1 ★☆☆☆☆豆っぽさを感じない (豆乳が苦手な人にもおすすめ)


珈琲豆乳飲料 (グリコ)

大豆固形分4%以上と、コーヒー豆乳としては標準的な濃さです。豆っぽさはなく、言われないとコーヒー牛乳と区別できません。コーヒーがほろ苦く、本格派コーヒー牛乳気分で楽しる豆乳です (本格派コーヒー牛乳って何だ、という疑問は置いといて)。

ずっと旅行記ばかり書いていて、豆乳の紹介は実に1ヶ月ぶり。家の近所では売ってない豆乳を鳴門で発見できて、その意味でも大収穫の旅行でした。さすが鳴門というべきでしょうか、鳴門の豆乳売り場には大塚製薬のスゴイダイズがしっかり揃ってました。

鳴門金時豆乳でも売ってれば、もっと面白かったのになぁ。



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前回紹介した豆乳は → 麦芽豆乳・1
過去に紹介した豆乳の一覧はここ

すりー・べじたぶる・あた~~~っく!

2005年10月28日 19時08分53秒 | デイリーお気楽グルメ
野菜の戦士 (大塚製薬)

鳴門駅前の大型スーパーの中をうろうろ。旅行中は外食が続くので野菜が不足しがちです。ホテルの近くにあるスーパーやコンビニに繰り出して野菜ジュースを買うのがお決まりコースです。さすが大型スーパーだけあって、何種類もの野菜ジュースが並んでいます。その中で私の目を引くものが。

冷蔵ショーケースに3色揃ってるのを見て、つい買ってしまいました。「野菜の戦士」緑野菜版、黄野菜版、赤野菜版です。

あれ? 青とピンクがないよ……って、東映の戦隊ヒーロー物じゃあるまいし。仕方ありません。必殺技は赤・黄・緑の3人で何とかしてもらいましょう。

すりー・べじたぶる・あた~~~っく!
           \(`O´)/
                 θ
\( `O´θ☆(x_x)☆θ(`O´ )/


って、これ3人で蹴ってるだけやん。3対1なんてイジメやん。

そのうち、きっと青とピンクも発売してくれると信じています。桃風味の豆乳も出てるくらいですから。

この野菜の戦士は大塚製薬の製品です。スーパーの陳列棚には大塚製薬の製品がいっぱい。やっぱり鳴門は大塚製薬の町なのかな?

ガイドブックによると、鳴門にはこの小さな町に不釣り合いなくらい大規模な大塚国際美術館があるそうです。どうしてこんな大きな美術館が鳴門にあるのかな? どうして「大塚」という名前が付いてるのかな? ガイドブックには美術館の由来について何も書かれていませんでしたが、バスの出発前に仲良くなった運転手さんから、大塚製薬の会長さん (だったかな?) が鳴門の人だと聞いて納得。それで大塚製薬が鳴門に美術館を設立したってわけね。

大塚製薬といえば、神戸を出るときにポカリスエットを買ったっけ。風邪を引きかけたときは普段の食事に加えてカロリーメイトで栄養補給しますし、スゴイダイズも好きです。大塚製薬、何かと生活の中に入ってきてます。そうそう、忘れちゃいけないオロナイン。蚊に刺された跡がかゆくてかゆくてポリポリかきまくって血が出てきちゃったときはオロナインのお世話になります (血が出るまでかくなってば)。



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鳴門・高松旅行記・13 (鳴門のお食事処)

2005年10月27日 19時37分05秒 | デイリーお気楽グルメ
夕食はどこで食べましょうか。選択肢の狭さに悩んだ末、鳴門駅西側の線路沿いにある「大家」というお店で夕食をとることにしました。

扉を開けて、まず内装がきれいなことにびっくり。新規開店か改装してから間もないようです。駅前のさびれ具合とあまりにもかけ離れた清潔感です。アルバイトとおぼしき女性店員がハキハキした声で出迎えてくれました。お座敷には、お一人様の女性客の姿も見えます。お店がきれいで明るいから、女性一人でも安心して利用できるのね。

ここのお店には定食があります。体力をつけたいので、たくさん食べましょう。にぎり定食と海鮮生春巻サラダを注文しました。

まず海鮮生春巻サラダが運ばれてきました。マグロ、タイ、イカの刺身が細切りの野菜とともにライスペーパーに巻かれていて、それにサラダドレッシングをつけて頂きます。

あ、にぎり定食が来ました。うわ、大きい!お寿司のネタがシャリの倍くらいありそうです。だし巻き玉子にわかめが巻き込んであります。さすが鳴門。


お店データ:

tabi0038.jpg: 大家のシンボルマーク ☆おすすめ☆
寿司・弁当・仕出し 味道筋「大家」
所在地: 鳴門市撫養町小桑島字前浜249-2
TEL: 088-685-1904

鳴門駅の北西側線路沿いにあります。鳴門駅の南にある歩道橋を渡った後、線路沿いに北 (徳島方面と反対の方向) へ100mほど進むと、この人魚が描かれた看板が店先に置かれています。ただし、地面に置かれた看板は腰くらいの高さなので、上を見て歩いていると気づきません (ちなみに、この人魚画像はお店の箸袋のものです)。店内は明るく、内装もきれいです。今回はにぎり定食と海鮮生春巻サラダで税込¥2,300でした。ここのお店はおすすめ。

※ ここに記載している情報は、2005年10月7日時点の情報です。


これだけ食べるとお腹もいっぱい。ふぅ。あとはスーパーに寄って、野菜ジュースや牛乳、明日の朝ご飯などを買って帰りましょう。旅行中は外食が続くので野菜が不足しがちです。栄養バランスを整えるために、野菜ジュースや牛乳は欠かせません。

駅前のスーパーはかなり大きな建物だったので、品揃えに期待が膨らみます。

o(∂∇∂)o わくわく♪

結局、いろいろ買っちゃいました。

05-10-06_20-13.jpg
淡路島牛乳と
淡路島コーヒー牛乳
05-10-06_20-33.jpg
鳴門金時スナック
tabi0039.jpg
野菜の戦士
soymilkcoffee3.jpg
コーヒー豆乳


ほら、豆乳もあったの~! ヾ(≧∇≦)〃



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(2007年12月27日) 切れていたリンクを解消。