自分で証明写真を撮ったよ、と友達にメールしました。「撮影の様子はこんな感じ」と、最終的に証明写真として切り出す範囲から外れた部分まで写った写真をメールに添付しました。背景はカーテン、両手にはレフ板を持っています。「もちろん、履歴書に貼るのはニヤけてない“おすまし”写真だよ」と断って。
そうしたら、意外な反応が。
「笑顔がいい」
えーっ!? ∑(∂_∂;ノ)ノ 履歴書の写真はおすまし顔じゃNGなの?
友達に送った写真では、くだけた笑顔を浮かべていました。私自身はこれは履歴書用ではないと思っていましたが、友達は笑顔がいいと言います。
インターネットで写真館や就職活動関連のWebサイトを調べてみると、歯が見えない程度の笑顔で、と書いてありました。サイトによっては、歯がはっきり見えるほどの笑顔で撮った証明写真のサンプルを掲載しています。
どうしよう、おすまし顔で撮っちゃったよー!
今まで、証明写真は資格試験の受験用に撮ることが多かったです。当然、特に表情をつけない写真を撮っていました。証明写真はそんなものだと思い込んでいましたが、履歴書は事情が違うようです。
サイトによっては笑顔でない写真をサンプルとして載せているところもあるので、笑顔でなければいけないわけではなさそうですが、笑顔を作らないと硬い印象になることは否めません。
というわけで今日、再度スタジオをセットアップして、笑顔で撮り直しました。上半身だけブラウスとジャケットを着て、下は相変わらずパジャマのままです。
笑顔レベルの違う写真を何枚も撮ります。
撮るうちに、だんだん笑顔の要領が分かってきました。鏡で見た印象と写真に撮ったときの印象は少し違います。照明の具合やレンズの焦点距離、写真での色やコントラストの再現性などが影響するのでしょう。
シャッターを切るごとにリラックスしてきました。30枚ほど撮ったところで、ようやく調子が出てきました。撮り始めの頃と比べると、ずいぶん表情が柔らかくなっています。
表情第一のポートレートは、数が勝負。気兼ねなく何枚でも撮れるって、いいね。
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