みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

柿の実ずらり

2006年11月30日 18時32分05秒 | 気ままにお出かけ
vgtbl000.jpg: 八百屋の店先
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.5, SS=1/20s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

地蔵川に架かる橋のたもとに八百屋がありました。

道路にはみ出すまで広げられた低い台には、柿の実がびっしりと並べられています。どれもこれも色鮮やかで形も揃い、しっかりと売り物の顔をしています。

その奥にはネギ、大根、キャベツ、ニンジン、サツマイモなど。さらにはマツタケも。野菜はみんなダンボール箱の中に山積みされています。

天井からは裸電球がぶら下がっています。こんな昔ながらの八百屋さんが懐かしい。小さい頃は、よく母の買い物に連れて行かれたものです。あの八百屋さんも、天井から裸電球がつり下げられていました。

vgtbl001.jpg: 1箱350円の白菜
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.5, SS=1/40s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=34mm (35mm-equivalent: 51mm)

店の裏手に回ると、山積みされた白菜が鎮座していました。みずみずしい薄緑色に食欲をそそられます。白菜の玉は人の頭より大きく、狭いダンボール箱に3個も押し込められて息が苦しそう。ぎゅうぎゅう詰めのダンボール箱は外側に膨れ、中には今にもはちきれんばかりのものもあります。これで1箱350円。都会の半値です。さすがに田舎は野菜が安い。

この八百屋では、大好きな柿を買い求めました。

ベンガラらしき赤い柱や壁の民家が建ち並ぶ中山道を抜けて駅前へ。JR醒ヶ井 (さめがい) 駅の前を通る国道のわきには、醒井水の宿駅という観光施設が設けられています。1階には売店があり、地酒や漬物からご当地キティちゃんグッズまで、ずらりとお土産が並んでいます。

water009.jpg: 醒井水の宿駅の水道

醒井水の宿駅にはわき水の水道が設けられ、飲むこともできます。もちろん、持ち帰ってもOK。

醒井で買ってきたお土産を紹介したいのですが、紅葉の季節が終わる前に、京都で撮った紅葉をお届けします。醒井のお土産レポートはその後にね。



醒井旅行の目次は → こちら


蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年11月30日の記事は → 「紅葉の写真を壁紙に

2004年11月30日の記事は → 「別腹シュークリーム!

【みぃのつぶやき】 今年は11月20日に累計アクセスIP数が50,000件を突破しました。ありがとうございます。お楽しみいただけているなら何よりです。

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。

秋から冬へ

2006年11月29日 18時26分27秒 | 草木をめでる
koyo0038.jpg: 加茂神社の瓦屋根と黄葉
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.5, SS=1/160s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

加茂神社の拝殿に上がりました。眼下には鳥居と中山道を見渡せます。

瓦屋根の向こうで、屋根に並ぶほど大きな大きなイチョウが黄色い葉をまとっています。

小さい頃、よく母と神社に行っては、境内でギンナンを拾ったものです。ギンナンの実は臭いので、ビニール袋を裏返して手袋代わりにはめて、実が素手に触れないようにして拾いました。ギンナンの実を握った状態で袋をひっくり返せば、そのまま持ち帰れます。

koyo0039.jpg: 加茂神社の石灯ろうと瓦屋根と黄葉
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.0, SS=1/160s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=29mm (35mm-equivalent: 43mm)

少しカメラを引くと、上の拝殿から撮ってる雰囲気が伝わるかな。

さて、日が落ちる前に中山道をたどって駅に戻りましょう。

koyo0040.jpg: 地蔵川にかかる橋と紅葉とススキ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.2, SS=1/40s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=50mm (35mm-equivalent: 75mm), Cropped and had brightness decreased

地蔵川に沿って元来た道を歩きます。

地蔵川は民家のすぐ前を流れています。それぞれの家の前には、道に出るための橋が架けられています。その橋が連なるのも醒井 (さめがい) の風景。

tabi0202.jpg: 十王水と梅花藻
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.5, SS=1/25s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)

地蔵川沿いでは何箇所も水がわき出しています。ここはそのひとつ、十王水 (じゅうおうすい)。石灯ろうの下、梅花藻 (ばいかも) の鮮やかな緑が清流に揺れています。

flower06BA.jpg: サザンカの花と地蔵川の梅花藻
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.5, SS=1/40s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

川岸ではサザンカの花が揺れています。秋が来たと思ったら、もうおしまい。じきに冬がやってきます。



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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年11月29日の記事は → 「紫の小粒

2004年11月29日の記事は → 「グレープフルーツ豆乳

【みぃのつぶやき】 紫式部という名前を教えてくれたのは父でした。植物にはそれぞれ名前が付いてるんですよね。昔から人間が植物と親しんできた証拠。そして記憶を伝承できる言葉の力。

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。

石と緑の重み

2006年11月28日 07時22分31秒 | 草木をめでる
gardn013.jpg: 加茂神社の石畳の道
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=3.5, SS=1/40s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=29mm (35mm-equivalent: 43mm)

加茂神社の庭は厚い枝葉に覆われ、ちょっとした秘境探検の気分。

松の葉も、右手の石も、みんなみんな緑色。

落ち葉をざくざく踏みしめて、石で足を滑らせないように慎重に歩きます。

gardn014.jpg: 加茂神社の境内の紅葉
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.0, SS=1/40s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=24mm (35mm-equivalent: 36mm)

木々が、池に覆いかぶさるように枝葉を広げています。小さな池ですが、真ん中に橋が架かり、いろんな角度から庭を楽しめます。

jinja000.jpg: 加茂神社の境内
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=5.0, SS=1/40s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

庭から出ると、大きな石灯ろうがいくつも建っていました。ここまで散策してきた庭以上に厳かで、よそ者の私には近寄りがたい気配が漂います。

階段が上に延びています。上がってみましょう。

jinja001.jpg: 加茂神社の鳥居と旧中山道
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.0, SS=1/250s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=24mm (35mm-equivalent: 36mm)

上がると視界が開けました。目の前には旧中山道が伸びています。かつては多くの人がこの道を行き交ったのでしょう。この道に大型トラックは似合いません。現代の交通の主役は国道に任せてしまえばいい。中山道は、ずっとずっと歩行者の道であって欲しい。



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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年11月28日の記事は → 「香嵐渓の紅葉・2

【みぃのつぶやき】 去年、香嵐渓で紅葉を見たときも雲の多い天気でした。お出かけのときに晴天に恵まれないのは毎度のこと。もう慣れました。

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加茂神社の秋

2006年11月27日 18時55分42秒 | 草木をめでる
koyo0037.jpg: 鎖どいと紅葉
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.5, SS=1/20s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

屋根の隅から垂れる鎖どい。雨どいで集めた雨水を下に流すためのといです。空中でぶらぶらする鎖どいには、お寺や神社でないと会えません。

歩を進めるたびに、誰もいない境内にざくざくと湿った音が響きます。

green002.jpg: 石灯ろうに生えたコケ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=3.8, SS=1/125s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=34mm (35mm-equivalent: 51mm)

コケむした灯ろう。自然は、ありとあらゆるものを包み込もうとします。包み込む過程は成り行き任せ。

背後に見える池は、境内にある居醒の清水 (いざめのしみず) からわき出た水がたまったもの。居醒の清水では、日本武尊 (やまとたけるのみこと) が大蛇を退治したときに浴びた毒を洗い流したという伝えられています。醒井 (さめがい) の地はずいぶん古くから開けているようです。



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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年11月27日の記事は → 「香嵐渓の紅葉・1

2004年11月27日の記事は → 「もうクリスマスかぁ

【みぃのつぶやき】 去年は香嵐渓 (こうらんけい) で紅葉を見てきました。今年ももう見頃を迎えているようです。香嵐渓は山奥にありますが、紅葉するタイミングは平地とあまり変わらないのね。

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錦包み

2006年11月26日 19時05分01秒 | 草木をめでる
koyo0035.jpg: 加茂神社の境内の紅葉
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=3.5, SS=1/30s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=29mm (35mm-equivalent: 43mm)

加茂神社の境内に入りました。何本ものカエデがドームのように枝葉を広げています。カエデの錦に包まれてみるひととき。

koyo0036.jpg: 加茂神社の境内の紅葉
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.5, SS=1/20s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

葉は赤、黄、緑と色とりどり。違う色どうし引き立て合う。さまざまな個性が集まってひとつの形を作る。



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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年11月26日の記事は → 「イチョウ並木に浮かぶ四季桜

【みぃのつぶやき】 この四季桜、今年も咲いているでしょうか。今度見に行こうかな。

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