選挙の ときは投票が おわると即日開票されます。職員が よる おそくまで開票と集計をつづけます。
なぜ よる おそくまで作業しなければ ならないのでしょうか。投票が しめきられてから実際に知事や市町村長、議員が職務に つくまでには かなりの期間が あります。即日開票しなくても支障は ありません。
即日開票しないと投票の しめきり後に不正に票が操作される可能性が あるとも いわれますが、その点を考慮する必要は ありません。そもそも、投票日の まえに期日前投票の期間が あり、その期間に不正をふせげるなら、投票日の あとも同様に不正をふせぐことが できます。
即日開票のために よる おそくまで職員に作業させると、職員に時間外てあてをしはらわないと いけません。役所の事務員は つねにフル稼働しているわけでは なく、余裕が あります。民間企業で あれば、その あいているリソースを活用して人件費を節約しようと かんがえるはずです。
わたしが まだ中学生だった ころ、社会の授業中に生徒から即日開票の疑問が でました。教師の こたえは「選挙に立候補した ひとも投票した ひとも結果をはやく しりたいから」というものでした。しかし、その論理が とおるなら、入学試験の結果も すぐに しりたいはずです。その学校の すべての科目の試験が おわった時点で即日採点して公表しなければ ならないことに なります。役所への といあわせも深夜まで調査・検討して即日回答すべきです。助成金や福祉制度への もうしこみも即日審査・即日回答で なければ なりません。
と かんがえると、即日開票が非現実的な行為だと いうことが わかります。こんな バカげた行為は即刻やめてもらいたいものです。
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