D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.2, SS=1/6s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=50mm (35mm-equivalent: 75mm)
(中編から続く)
この夏は、三脚を持って遠出してみました。三脚は撮影には便利ですが、観光や移動のときは荷物になるだろうと敬遠していました。
案の定、観光中には三脚が邪魔になりました。途中で雨がポツポツと降り始めたときには、三脚を放り出したくなったものです。
それでも、三脚があると撮影の幅が広がります。この写真も三脚あってこそ。三脚がなければ1/6秒などというシャッターは切れませんでした。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.0, SS=1/250s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-1), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)
田舎をぶらりと歩くのも好き。
田舎を歩いていると、人と話す機会も出てきます。旅行中などは、近所の人や係の人から話しかけられることも多いです。たいていはお年寄り。およそ観光客が来そうもない場所や、来たとしても素通りしていく場所で熱心に撮影している姿は……はたから見れば珍しいかもね。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=7.1, SS=1/125s), +0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (-1), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)
こんな光景もエキゾチックです。日本の農村では当たり前の光景なのでしょうが。
今度はどこに行こうかな。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=3.8, SS=1/1.3s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Fluorescent (-2), f=34mm (35mm-equivalent: 51mm)
暗い場所ではピントを合わせにくいです。アングルファインダーを取り付けてファインダー像を2倍に拡大しても、ピントが合っているかどうか分かりにくいことも多いです。
そんなときには、「ここだ」という位置にピントを合わせて撮った後、保険としてピント位置をわずかに前後にずらした写真も撮っておきます。そうすれば、1枚は所定の位置にピントが合うでしょうから。
新発売のD300にはライブビュー機能が搭載され、ピントを合わせるときに液晶画面で像を13倍に拡大できるそうです。光学ファインダーよりずっと精密にピントを合わせられるとの評判も聞きます。D300いいなぁ。
D70s with Tokina AT-X 107 DX Fisheye (10-17mm F3.5-4.5, Serial # 7812862), Manual exposure (F=3.5, SS=1/10s), ISO200, WB=Sunny (+0), f=10mm (35mm-equivalent: 15mm)
魚眼レンズは、去年 (2006年) の暮れから興味を持っていました。しかし、当時はまだ一眼レフを使い始めて1年も経っていませんでした。やたらにあれこれレンズを使い回しても、レンズの描写におんぶに抱っこになるばかりで、撮るというより、レンズに撮らされてしまうでしょう。そのような考えから、ひとつのレンズをじっくりと使い込んでから次のレンズを導入しようと決めて、新レンズを買うのは見送りました。
ようやく買ったのが今年。2本目のレンズが、よりによって魚眼。広角から標準域のレンズとはまるで特性が違い、ファインダーをのぞくたびに新鮮な気分になります。
D70s with Tokina AT-X 107 DX Fisheye (10-17mm F3.5-4.5, Serial # 7822278), Manual exposure (F=3.5, SS=1/10s), ISO400, WB=Sunny (+0), f=10mm (35mm-equivalent: 15mm)
魚眼レンズを買うのをためらっていた理由はもうひとつあります。魚眼レンズで撮ると像が大きくゆがむので、使う機会は限られそうだったからです。
しかし、実際にいろんな構図で試してみると、ゆがみが嫌味にならない構図もたくさんあります。どんなレンズも使い方次第ということなのでしょう。
ゆがみの程度をコントロールできるようになると、がぜん楽しくなります。スナップにもガンガン使えます。多要素の写真が好きな私にとって、いろいろな物を写し込める魚眼レンズは必需品になりました。
目下、魚眼中毒。常用レンズになりそう。