生の実感

お散歩して小腹がすいたら、柿。私が好きなのは次郎柿。筆柿よりも、このゴロンと四角い柿が好きです。それも、果肉が固くて歯ごたえがあるものに限ります。

今年、柿のシーズンに入った頃は、皮をむいて4つに切って食べていました。もちろん、切った柿はお皿に盛って、フォークで食べます。むいた皮も捨てずに、千切りのように細く切ってサラダなどに入れて食べていました。

どうせ皮も食べるのだからと、あるとき、皮をむかずに4つに切って食べました。皮はさほど固くなく、意外と抵抗なく食べることができました。

だったら、と最近では4つに切ることもせずに、水洗いしただけで かぶりつくようになりました。だって、包丁を洗うのが面倒なんだもーん。もうお皿もフォークも使いません。手でつかんだ柿に歯を立てて、力を込めて果肉をかじり取ります。動物的な食べ方に、自分が生きているという実感がむらむらとわき上がってきました。そうだ、私は生きてたんだ。ずっと忘れてたけど。

ソーケンビチャのある風景

赤い枠の自動販売機。

交錯する電線の間に

交錯する電線の間に、雲が灰色の腹を見せて横たわる。

春が来ると信じて

多くの葉を落としてスカスカになったユキヤナギ。もう赤い新芽が顔を出しています。春に咲く花の芽でしょうか。

枝には、直径5mm～1cmほどの白いドーム状のかたまりが付着していました。あちこちの枝に何十箇所と付いています。奥まった箇所にも付いていることから、人間が付けたとは思えません。何の虫かは分かりませんが、虫の卵のうでしょう。小さな命が宿っているようです。

みんな、秋の間から来年の春に備えています。必ず春が来ると信じています。

寝る前読書の目的

夜、寝る前に読書をします。

目的は、布団を温めること。

この時期は布団が冷たく、中に入っても温まるまで時間がかかります。

対策として、寝る前に布団に足を突っ込んでしばらく読書します。

まずは、腰まで布団に入ってあぐらをかいた姿勢で。頃合いをみて、足を伸ばして布団の先まで温めます。30分から1時間の読書 (布団温め作業?) の後に、おやすみなさい。