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次期主力マシンを購入

2008年11月14日 23時50分42秒 | IT・デジタル
6年前に購入して以来、メインで使ってきたノートパソコン (Dell Inspiron 8250) が故障してしまいました。長い間、連日の酷使にもよく耐えてくれたと思います。現在は予備のInspiron 2200を使用していますが、予備機ではマシンパワーが不足するので、本格的に仕事をするには不安があります。仕事に使う次の主力マシンとして、Dell Precision T3400を注文しました。カタログに大きく書かれていた「Dell Precision 30% OFF&配送料無料」のうたい文句に期待していましたが、このサービスはPrecision T7400限定でした。それでも、T3400にパッケージディスカウントが適用されて、10万円を切る価格で本体を買えました。

PrecisionシリーズはCADや映像編集など、特にグラフィックス周りが強化されたワークステーションと位置づけられています。私の場合はグラフィックス関係の作業をほとんどしませんが、Precisionシリーズならきっと信頼性も耐久性も高い部品を使用しているはずだと期待してPrecisionを購入しました。VostroやOptiPlexは眼中にありません。現在、組み立てが終わって輸送中らしいです。

Precisionシリーズにはディスプレイが付属しません。これは好都合です。ディスプレイは既に持っていますから、変に解像度の低いディスプレイが付属してくれても困ります。

今回は、Precision T3400を最低限の構成で注文しました。スペックはこんな感じ。

プロセッサ: Intel Core 2 Duo E8400 (6MB L2キャッシュ3.00GHz) 1333MHz FSB
RAM: 2GB (1GB×2 デュアルチャネルDDR2-SDRAM 800MHz ECC)
ビデオカード: NVIDIA Quadro NVS 290 256MB DDR2
光学ドライブ: DVD-ROMドライブ

プロセッサはCore 2 Duoにしました。バックグラウンドで自動処理をさせながら人間が作業することもありますが、そのときのパフォーマンス低下はある程度許容できます。動作が重いと思ったら、休憩タイムにするだけのことです。私の場合、仕事の中で人間が付きっきりで行わなければならない対話型作業と、完全に自動的に実行できるバッチ処理を分けています。どんなにプロセッサが高速化されても、その分、マシンが遊んでいる時間が長くなるのなら意味がありません。自動処理に時間がかかるなら、私が食事している間やお風呂に入っている間、寝ている間などに実行すれば済む話です。クアッドコアにする必要はありません。

RAMは2GBにとどめました。4GBまで積んでも、32ビット版のWindows XPでは4GB全部が認識されるわけではありません。今までInspiron 8250を使ってきてもスワップファイルが1.5GBを超えたことはないので、メモリは2GBで十分でしょう。さすが信頼性重視のPrecision、ECC (誤り訂正符号) に対応しています。安心して仕事に使えるわぁ。

ビデオカードは最低限のカードにしました。私の仕事では高度なグラフィックス処理をしないので。それでもデュアルモニタ対応なので、将来ディスプレイを増設することもできます。

光学ドライブは、追加料金が不要なDVD-ROMドライブを選択しました。DVDとCD-Rのコンボドライブではありません。私の手元には、以前購入した外付けのCD-Rドライブがあります。新規にコンボドライブを購入すると、このドライブが遊んでしまい、もったいないです。あるものは有効利用しましょう。どうしても内蔵にこだわるなら、昔使っていたWindows 98のマシンからCD-ROMドライブを抜いて接続してもいいですし。

ハードディスクはRAIDを組んでいません。Precisionシリーズの場合はRAIDなしのほか、RAID 0、1、5、10から選ぶこともできます。RAID 1以上で組むと信頼性が向上しますが、復旧に手間がかかりそうなので、やめました。今までどおり、別のハードディスクにデータをコピーすることでバックアップとします。

標準構成ではモデムなしというのが時代を反映しています。モデムもすっかり過去のものになってしまいました。

T3400にはマウスとキーボードも付属していますが、いらないんだよねぇ……。

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