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奈良旅行写真集・13 (レトロな配線)

2008年04月07日 19時23分38秒 | 気ままにお出かけ
architecture115.jpg: 志賀直哉旧居の西側天井
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=2.8, SS=1/20s), +0.7EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (-3), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

西側には、物置やトイレ、使用人の出入り口などが配された土間がありました。これは勝手口に当たるのでしょうか。

いかにも昭和初期と言わんばかりの、古めかしい雰囲気が漂っています。

明かり取りに天窓があいているので、昼間なら照明がなくても第勝負です。エコだね。

柱や梁 (はり) には、古いものから新しいものまで、時代時代の電線が打ち付けられています。戦後は米軍に接収されて改造されたり、保養所として使われたりと、過酷な運命をたどった関係で、いろいろな配線がされているのでしょう。

elec007.jpg: 志賀直哉旧居のガイシ配線

円柱形のガイシに細い電線を結び付けて固定する配線がレトロです。このガイシ、小さな“こけし”が行列を作っているみたいで、何ともかわいらしい。

この時代は、電気をせいぜい照明にしか使っていなかったのでしょう。今の時代は何でもかんでも電気に頼っています。古い家に、電気に依存しきった生活を再考させられました。



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