私はソフトバンクの携帯電話を使っています。ソフトバンクの前はボーダフォンでした。その前はJフォンでした。Jフォン時代から利用し続け、もう6年以上になります。その間にブランドが変わる変わる!
現在契約している料金プランには無料通話が付いてきますが、あまり携帯を使わないので、毎月毎月無料通話が余ってしまいます。
余った無料通話をそのまま捨てるのももったいない。そこで、ちょっといいこと。
無料通話で募金をします。
方法は簡単。チャリティーダイヤルに電話をかけるだけ。そこに電話すると通話料が募金になるので、持て余した無料通話を消化するのにぴったりです。本来なら捨ててしまうはずの無料通話を募金に回す。いいでしょ。
チャリティーダイヤルは、Jフォンの時代からずっと提供されています。途中で電話番号や募金先が変わったりしましたが、情報料は無料で、通話料が募金として寄付されるスタイルは変わっていません。
2007年1月現在では、ソフトバンク チャリティ ダイヤルという名称で、番号*5577で提供されています。
私の場合、毎月締日が近くなったら、その月にかかった通話料金を照会し、残っている無料通話に応じた時間だけチャリティーダイヤルに電話します。
多くの人は無料通話を無理に消化したりはしないでしょう。最近では余った無料通話を次月以降に繰り越すサービスも提供されていますから、なおさらです。
しかし、繰り越しサービスがあっても使われないまま消滅する無料通話は少なくありません。むしろ、一部が未消化のまま消滅するのは当然の結果と言えます。元々、無料通話やポイントは全額消化されると想定されていないのですから。全額消化されてしまっては困るからこそ、無料通話の繰り越し期限や繰り越し金額に制限が設けられているのです。
余談になりますが、通信教育は、受講者の9割が途中で脱落することを想定していると聞いたことがあります。何でも、多くの人が最後まで受講すると赤字に陥るんだとか。
通信教育の件はさておき、携帯電話会社としては、未消化の無料通話が多ければ多いほど利益も増えますから、チャリティー番組で無料通話を消化されると、その分だけ利益が目減りしてしまいます。
それでも、あえてチャリティーダイヤルを提供する。
欧米にはマッチングギフトという社会貢献があります。誰かが社会に貢献したら、それに応じて会社も社会に貢献するシステムです。よくあるのは、社員から募金を募り、集まった金額と同額を会社も寄付する方法。結果として寄付額は倍になります。マッチングギフトは必ずしも会社が同額を寄付すると決まっているわけではなく、場合によって倍率の取り決めが異なることもありますし、金銭以外の労働、資材、サービスなどで提供されることもあります。
通話料がそのまま募金になるチャリティーダイヤルでは、利用者が通話料相当額を寄付し、携帯電話会社も経費に相当する金額を募金として出すという点でマッチングギフトと言えるでしょう。携帯電話会社が必要経費を差し引いて残りの金額を募金として寄付する場合でも、無料通話の消化によって利益の一部を募金に回す点でマッチングギフトに似ています。
私が利用しているチャリティーダイヤルでは携帯電話会社が必要経費を差し引いているかどうか分かりませんが、いずれにしても利用者と事業者が一緒に社会貢献に参加しています。
日本ではまだあまりマッチングギフトを見かけません。私が初めてマッチングギフトを耳にしたのが15年ほど前のことです。あれからずいぶん年月が経っていますが、日本の風土に合わないのでしょうか。
そんな環境の中、経営主体がソフトバンクに変わってもチャリティーダイヤルは廃止されませんでした。
ソフトバンクえらい!
利用者と事業者が一緒になって社会に貢献する仕組みを用意しているところがすばらしい。
会社が単独で社会貢献に取り組むだけでは、利用者から見れば、どこかの誰かが知らないところで勝手に何かをやっているという程度の認識にしかなりません。チャリティーダイヤルは、携帯電話の利用者を巻き込むところが際立っています。
ソフトバンクはこんな社会貢献をしているんだと、もっと積極的にPRしてもよさそうなものです。チャリティーダイヤルの利用者が増えれば増えるほど会社の利益を圧迫しますが。
他の移動通信事業者も同様のサービスを提供しているかどうか、各社のWebサイトを調べてみましたが、情報料ではなく、通話料が募金になる形式のチャリティーはドコモもauもウィルコムも提供していないようです。手軽な社会貢献として読者に紹介したかったのですが、残念ながらソフトバンク以外の携帯電話を使っている人には提案できませんでした。ドコモやauの経営陣からは「儲かんねーじゃん。やってらんねーよ」という声が聞こえてきそうです。
利用者と事業者が一緒になって社会に貢献する。そんな仕組みがもっと広がるといいな。
なお、ソフトバンク チャリティ ダイヤルの募金先として今月選択できるのは、WFP (国連世界食糧計画)、UNICEF (ユニセフ。国際連合児童基金)、日本赤十字社です。募金先は、*5577に電話がつながった後に番号で選びます。私はいつもWFPかUNICEFを選んでいます。
それにしても、ギャラリー「世界の子どもたちに学校給食を」の1枚目で子供が笑顔で食べている、WFPの文字が入ったビスケット、おいしそう。私も食べてみたい。
現在契約している料金プランには無料通話が付いてきますが、あまり携帯を使わないので、毎月毎月無料通話が余ってしまいます。
余った無料通話をそのまま捨てるのももったいない。そこで、ちょっといいこと。
無料通話で募金をします。
方法は簡単。チャリティーダイヤルに電話をかけるだけ。そこに電話すると通話料が募金になるので、持て余した無料通話を消化するのにぴったりです。本来なら捨ててしまうはずの無料通話を募金に回す。いいでしょ。
チャリティーダイヤルは、Jフォンの時代からずっと提供されています。途中で電話番号や募金先が変わったりしましたが、情報料は無料で、通話料が募金として寄付されるスタイルは変わっていません。
2007年1月現在では、ソフトバンク チャリティ ダイヤルという名称で、番号*5577で提供されています。
私の場合、毎月締日が近くなったら、その月にかかった通話料金を照会し、残っている無料通話に応じた時間だけチャリティーダイヤルに電話します。
多くの人は無料通話を無理に消化したりはしないでしょう。最近では余った無料通話を次月以降に繰り越すサービスも提供されていますから、なおさらです。
しかし、繰り越しサービスがあっても使われないまま消滅する無料通話は少なくありません。むしろ、一部が未消化のまま消滅するのは当然の結果と言えます。元々、無料通話やポイントは全額消化されると想定されていないのですから。全額消化されてしまっては困るからこそ、無料通話の繰り越し期限や繰り越し金額に制限が設けられているのです。
余談になりますが、通信教育は、受講者の9割が途中で脱落することを想定していると聞いたことがあります。何でも、多くの人が最後まで受講すると赤字に陥るんだとか。
通信教育の件はさておき、携帯電話会社としては、未消化の無料通話が多ければ多いほど利益も増えますから、チャリティー番組で無料通話を消化されると、その分だけ利益が目減りしてしまいます。
それでも、あえてチャリティーダイヤルを提供する。
欧米にはマッチングギフトという社会貢献があります。誰かが社会に貢献したら、それに応じて会社も社会に貢献するシステムです。よくあるのは、社員から募金を募り、集まった金額と同額を会社も寄付する方法。結果として寄付額は倍になります。マッチングギフトは必ずしも会社が同額を寄付すると決まっているわけではなく、場合によって倍率の取り決めが異なることもありますし、金銭以外の労働、資材、サービスなどで提供されることもあります。
通話料がそのまま募金になるチャリティーダイヤルでは、利用者が通話料相当額を寄付し、携帯電話会社も経費に相当する金額を募金として出すという点でマッチングギフトと言えるでしょう。携帯電話会社が必要経費を差し引いて残りの金額を募金として寄付する場合でも、無料通話の消化によって利益の一部を募金に回す点でマッチングギフトに似ています。
私が利用しているチャリティーダイヤルでは携帯電話会社が必要経費を差し引いているかどうか分かりませんが、いずれにしても利用者と事業者が一緒に社会貢献に参加しています。
日本ではまだあまりマッチングギフトを見かけません。私が初めてマッチングギフトを耳にしたのが15年ほど前のことです。あれからずいぶん年月が経っていますが、日本の風土に合わないのでしょうか。
そんな環境の中、経営主体がソフトバンクに変わってもチャリティーダイヤルは廃止されませんでした。
ソフトバンクえらい!
利用者と事業者が一緒になって社会に貢献する仕組みを用意しているところがすばらしい。
会社が単独で社会貢献に取り組むだけでは、利用者から見れば、どこかの誰かが知らないところで勝手に何かをやっているという程度の認識にしかなりません。チャリティーダイヤルは、携帯電話の利用者を巻き込むところが際立っています。
ソフトバンクはこんな社会貢献をしているんだと、もっと積極的にPRしてもよさそうなものです。チャリティーダイヤルの利用者が増えれば増えるほど会社の利益を圧迫しますが。
他の移動通信事業者も同様のサービスを提供しているかどうか、各社のWebサイトを調べてみましたが、情報料ではなく、通話料が募金になる形式のチャリティーはドコモもauもウィルコムも提供していないようです。手軽な社会貢献として読者に紹介したかったのですが、残念ながらソフトバンク以外の携帯電話を使っている人には提案できませんでした。ドコモやauの経営陣からは「儲かんねーじゃん。やってらんねーよ」という声が聞こえてきそうです。
利用者と事業者が一緒になって社会に貢献する。そんな仕組みがもっと広がるといいな。
なお、ソフトバンク チャリティ ダイヤルの募金先として今月選択できるのは、WFP (国連世界食糧計画)、UNICEF (ユニセフ。国際連合児童基金)、日本赤十字社です。募金先は、*5577に電話がつながった後に番号で選びます。私はいつもWFPかUNICEFを選んでいます。
それにしても、ギャラリー「世界の子どもたちに学校給食を」の1枚目で子供が笑顔で食べている、WFPの文字が入ったビスケット、おいしそう。私も食べてみたい。
3年間継続してきたプリペイドの料金が2万円ほどたまっているので、寄付しようと思います。
にて初めてチャリティーダイヤルの存在を知りました
情報料がいくらなのか検索してたどり着きました
通話料のみが募金されるとわかり、安心して、気軽に募金活動に参加できます
すごく良いシステムですね!