かつてフライディ襲撃事件を起こした、タケシの見方？

　意味合いは違うが、かつてフラィディ襲撃事件を起こしたり、暴行で訴えられたりした経験のあるタケシが、ＴＢＡの番組で出版社襲撃を報道している番組では、ほとんど口を噤んでいた。

　過去の問題を取りだ足されるのを嫌ったのか？　気持ちの中では、俺も昔は暴れたもんだ！　ムハンマドを風刺され、頭にきたイスラム国やアルカイダが、怒って編集社を攻撃する気持ちも解ると言いたげな様子に見えました。

　日本では、タケシのようなアラクレ者が重宝に扱われ、大きな顔が出来る可笑しな社会である。　物事の良し悪しや、社会の正義など、何処吹く風の日本である。　腹の中では、滑稽に映っていたに違いない。

　日本の裁判を見れば、一目瞭然です。　何が正義か、法令遵守って何処にあるのか？　裁判官の判断もマチマチで、やたらと時間とお金を掛けさせて、裁判所と法曹界の仕事を増やすのが目的ではないのかと疑います。　丸で、医療界が金儲けの為には、病気でないものまで病気にし、不要な検査と予防や治療に時間と金を掛けさせる。

　政治の社会も同じです。　何重にも複雑にすることが、仕事の量を増やすことになります。　人口が減る、この時代に国民の生産性を増やすには、何の価値が無いことにもお金を掛けさせます。

　世界にも同様な傾向が起きています。　見て御覧なさい！　世界遺産や芸術の勲章！　そのものには、生産性が無くても、そこに集まる連中や関係者には、対価が期待できるのです。　今では、スポーツの世界にも似たような兆候が見受けられます。　実質など問題ではありません。　そこに群がる人々にメリットがあり、そこに生まれる果実から恩恵を受ける関係者が大喜びしているに過ぎません。

　タケシの評価を上げて来た映画の世界も全く同じ傾向です。　作品や芸術の評価など、どうでも良い時代です。　関係者が凭れ合い、潤い合えれば、それが最善という世界です。　宗教さえ同じ扱いです。　大切な何者でも風刺するのは、する側の勝手で通ると思い、それが自由と言いますが、それならテロを起こす側も自由です。　法や秩序なんて、決めた側の都合です。　

　自由を言うのなら、相手のどんな自由も甘受なさい！　結果の責任は自業自得、お互い様です。　ヨーロッパやアメリカ、日本が言う民主主義や自由があるのなら、テロで対抗する自由もあるのです。　自分たちの自由だけが自由ではありません。

　日本もアメリカも、そういう自由を前面に正当化し主張しているのです。　本当の民主主義も自由も、存在していません。