互いの為に合意が必要だったに過ぎないでしょうが、詳しい中身を、理解している市民は少ないでしょう!
政治の世界では、それぞれの国民への説明の為に成果を示す表現として、ウインウインであったと強調するケースが頓に、見受けられます。
ところが実際に、ウインウインなんて殆どありません!交渉事ですから、何処かで妥協せざるを得ないのです!特に、このイギリスのEU離脱に関する合意は、譲歩し合う必要があります。
そうでないと、イギリスとの貿易に互いの国が、それぞれに関税を掛け合うことになり、互いの負担が増して国民に大きな影響を及ぼします。
EUの側は、多くの国の中でEUという国なので、選択の余地がありますが、イギリスの側は多くのEU、その他の国との貿易に影響があります。
この合意は、イギリスにとっては欠くことの出来ない合意と言えます。詳しくは、何処をどう妥協したのか?は不明な面が沢山あります。
コロナ・ウイルスで大変な時です。多分?イギリスにとっては厳しい合意だったことでしょう!イギリスが離脱以前の状態に戻ることが出来るなんて考えられません。
あらゆる面で、困難の真っ只中にあるイギリスです。EU離脱から得られるものは少ないと思われます。その結果を判断出来るのは5年先か、10年先に成るでしょう!
EUの側の国からすれば、敢えてイギリスを選んで貿易する必要が無い場合も沢山あると思われます。相手がイギリスでなくても良いからです。
大英帝国の時代の終わりの始まりに成る可能性を強く感じます!