「君に友だちはいらない」(瀧本 哲史著)

朝３時に目が覚めてしまい、「君に友だちはいらない」(瀧本 哲史著)を４時半までかけて読了。

また寝て、８時に起床。

いま、少し、時差ボケ状態です。

今日が日曜でよかったと思います。

私自身、いつでも連絡できるのでSNSでは友達になっていませんが、友だちは高校の同級生が一番多いです。

新卒から法人向けの仕事ばかりやってきましたので、友達を増やそうというモチベーションは個人向けの仕事をしている人に比べて、私はかなり希薄なのではないかと思います。

法人向けの会社に勤務している人は、会社内の上司や同僚、少数の重点顧客、研究会や学会の人たちと接する程度で、そんなに多くの人と毎日接しているわけではないし、友だちが少なくても、経済的にも、特に何も問題ないでしょう。

仕事で修羅場をくぐったようなときに、あの時はがんばったねと、一緒に過去を振り返ることができるような人がいれば、その人は友だちかもしれません。

人恋しいとか、人に会いたいとかという気持ちは私は少ないので、「君に友だちはいらない」と言われても、別にいらないよと言ってしまいそうです。

一人になりたいと思うこともありますし、１年間、永平寺で仏道修行したいと思うこともあります。

そのうち、数十年すると、高齢で亡くなる友だちもいるだろうし、友だちは数少なくなるのではないかと思います。

私も、いずれ、寿命を迎えるでしょう。

私は犬や猫など動物には興味が無いので、景色や植物、葛飾北斎などの作品、古典の作者などが、最終的に、私の友だちになるのかもしれません。