内閣府「平成26年版高齢社会白書」によれば、60歳以上の高齢者の内、経済的に「心配ない」と感じている人の割合は全体で71.0%、80歳以上は8割と高い割合になっています。健康面では、高齢者の半数近くが何らかの自覚症状をもつのですが、日常的に生活に影響がある人は2割程度となっています。また、高齢者が住みたい住居形態は持家(一戸建て) 62.2%、持家(集合住宅) 13.0%と持家が75.2%を占める一方、「サービス付き高齢者向け住宅」は9.2%に過ぎません。したがって、シニア向けのサービスと言えば、真っ先に挙げられそうな介護サービスや「サービス付き高齢者向け住宅」は、高齢者のマジョリティを対象にしたサービスとは言えません。
高齢者のマジョリティは、お金に余裕があり、元気で、アクティブなのです。また、内閣府の平成18年版「国民生活白書」でも、高齢者が旅行、趣味・習い事、健康・スポーツなどに積極的に支出する意欲が示されています。高齢者の趣味・習い事のトップは音楽・楽器、次いで、書道などの日本文化の学習です。
旅行に関しては、50代から70代のシニアの中に、子供、孫との3世代で旅行したいと考えている人が増えています。JTBは、アクティブシニア向けに、孫と一緒の夏の家族旅行向け商品「夏物語」を提案しています。趣味・習い事に関しては、ヤマハが「ヤマハ大人の音楽教室」において、シニアの楽器演奏初心者を対象に「50歳からの音楽レッスン」を5月から開講しました。全国で当初50会場、年内100会場を予定しています。健康・スポーツに関しては、女性のみを会員とするカーブスがシニア女性向けに30分の健康体操で体質改善できるプログラムを提供しています。カーブスはすべての都道府県で営業しており、教室数は1300以上あります。
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