絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

一絃琴に、新弟子入門!

2006年01月11日 09時45分36秒 | 一絃琴
やった~~~
ついに新しい方が入門しました

この喜びをなんと表現していいのかわからない

いままで、どうしたらこの琴が日の目を見るのか
さんざん先生と話をしました。
でも、それは、演奏する場所や選曲、コラボレーション等の
ことがほとんどだった。
そして、実際に、演奏はきいても、いざ習うとなると
やはりみなさん、二の足を踏むことに・・・・。

だが、一番のネックは、先生自身がそんなに沢山の人を
教える意欲がなさそうなことでした。
(それって、なに?
広めたいって言ってるのはうそなのか???)
今まで、わたしが知っているだけでも、4,5人は
教えて欲しいという方がおられましたが、
結局、入らずじまいでした。

今回入りたいと言われた方が、わたしの知り合いだったので、
「先生、絶対やる気のないこといわないでくださいね!」と
釘をさしておきましたわ。
(どっちが弟子かわかんないや・・・)
指導者が少ないのだから、
もっと使命感を持って欲しいです。
(三重県では北にうちの先生、南に尼さんの先生の二人しか
いらっしゃらないのですから)

とりあえず、40代(わたし)50代(新人と古株の人)
60代二人、となり、新しい出発です。
うれしいなぁ~~~~

某百貨店の呉座の市

2006年01月10日 17時50分23秒 | きもの
なが~~い冬休みの反動で、
最終日なのに、M鉄百貨店の呉座の市に行ってしまった。
がら~~~~~んお客がいない

予想通り、品物もいいのはないぞ~~
わかっていても、ついついみたくなる。
有松絞りの訪問着が29800(表地)で売られている。
0がいっこ足りないんじゃないの?とか思わずひとりごと。

昨日は夫と、その、有松絞りの笹伽の新春売り出しに出かけた。
難ありでも確か198000だった。
ものが違うのかな、わたしにゃわかりませぬ。
友禅作家ものやら、紬も高級品がいっぱい
目の保養・・・

福引で、絞りの柄を染め付けた小皿(5枚桐の箱入り)当たる
わぁ~~~い

甘酒をいただき、絞りの大暖簾をもらって
結局何も買わず帰るわたしたち
(でも地味目がほとんどでしたもん)
こんなお客さん、ご迷惑ですね。
「絞り貯金」していつか訪問着作ります。

やっと、学校始まる・・・

2006年01月10日 17時03分02秒 | 一絃琴
今日からやっと小学校もはじまり、
ラグビーづけの長男も、大学のある北の国に帰っていった。
(ん?帰るのはこっちかな?)

そして一絃琴のお稽古も今日が初日。
でも年末年始と子どもや夫がいるとなかなか練習が
できなかったから悲惨な音色。(言い訳)

お稽古は、月2回(しかない)。
どこの教室も判で押したようにこの回数。
隔週で、「伝承」などと言えないだろう・・などとは
先生には言えないです、ハイ。

ほんとにみんな真剣なのか?
手慰みにしか考えてないのでは。先生も生徒も。
その割には、この琴が「選ばれし者」だけが継ぐのだ、
みたいな変な選民意識あり・・・・

聴いてくれる人の共感が得られないような音楽は
きっと「音楽」とは言えないでしょう。
「しみじみする」とか「悲しくて、のちにキモチがすっきりする」
などでもいいから、聴くひとに何かしら訴えるものがなかったら
この琴が滅びても仕方ない、などと考えたりする。

いずれにしても、一曲千回といわれているので
日々精進ですわ~~、それしかない。
(まだ序の口と先生に言われた弟子より)

時代柄の小紋

2006年01月09日 22時00分30秒 | きもの
昔は、こういう(時代柄というのか)のが
着物っぽくていいと思っていました。
わりと古典的な柄が今でも好きですが。。。

でも、意識して帯を明るくしないと、
なんかどよ~~んって感じになりがちです。
(語彙不足により適当な表現が見つかりません)

この梅の帯は置いてみたけど合わない。
梅とか、藤とか、それだけの模様のものって
ほんとに着る機会を逃してしまうと
次は1年後になってしまうのがどうも、ね。
ただでさえ、着る機会が少ないのにね。

ひじが痛い話

2006年01月09日 21時48分26秒 | 一絃琴
先月半ばくらいから、どうも右ひじが痛くて…。
年末の大掃除が原因?それほど力入れてないし。
まっすぐの方向の力仕事は大丈夫なのに
洗顔などの横向きに力のかかるとき痛む。

はじめは、テニス肘ならぬ「布団肘」といって
笑っていたが、なかなか良くならないので
笑えなくなってきた。
一絃琴を弾いても痛い。
無理に肘をねじった形になっているからよけいである。
「一絃琴エルボー」!?
笑えないなあ…
演奏会も近いのに。

シップして着物
匂い袋の代わりか

伊勢太神楽

2006年01月08日 23時15分56秒 | 
7日はお伊勢さんのおかげ横丁で七草粥を
食べる予定だったのですが、
子どもの病院が長引き、結局お参りして
大急ぎで鳥羽へ行きました。

おかげ横丁で、てこねずし~~っと探していると
伊勢太神楽がお店を一軒一軒回っているところ
にであいました。

はやばや帰宅

2006年01月08日 14時25分10秒 | Weblog
なんとか、携帯からの写真、
人間はあんまりわからないから
そのままにしとこうっと・・・

帰ってくるとき、伊勢方面はすごい渋滞に
なっていました。

この間、テレビでやっていた荒木又衛門の決闘
「鍵屋の辻」跡に寄ってきました。
仇討ちのために潜んでいた茶屋はいま
「数馬茶屋」(仇討ちする本人の名前)と
なっていました。

組み紐の「平井」さんの展示館にも寄りましたが
お伊勢さんのおはらい町にある店に
ほとんど商品は行っているようでした。(残念)

もともとは男性が弾いていた

2006年01月06日 14時36分34秒 | 一絃琴
坂本竜馬の好きな人や、幕末の歴史に興味のある方なら
ご存知だと思いますが、一絃琴はもともと男性の間で
広まりました。(いわゆる文人墨客)
もっと時代をさかのぼると長いお話になります。

江戸末期から明治にかけて隆盛をきわめたと
言われていて、坂本竜馬も、三つ折の一絃琴を
風呂敷きに巻いて背中にしょって上京したそうです。

思想的に幕末の王政復古主義に利用されたという説も
ありますが、わたしは、どちらかというと
一本しか弦がなくて、無骨な武士たちにも扱いやすい
歌の伴奏の楽器だったのではないかと
勝手に考えています。

お酒を飲んで、ほろ酔い気分で和歌を口ずさみ
即興で伴奏をつけたりしたのではないかと
想像するのは面白いです。(作曲者不詳の曲も多い)
こういう解釈をすると、一絃琴の研究者の方から
たぶんお叱りを受けると思います・・・。

そののち、時代が下って、
この琴の精神性云々が強くいわれるようになり
一般の感覚から遠ざかったものになっていった
ようです。
この琴のもつ、魂の傷を癒すような特性を思うと
実に残念なことです。

今演奏するのは高齢の女性が圧倒的に多く
男性の方は本当に少ないです。
もともと作詞作曲演奏と、皆男性だったわけで
現代でも、男性の方にぜひ習ってもらいたいなと
思ったりします。
なよなよ、きらびやかではなく、
朴訥な琴の雰囲気が、男性によく合うような
気がするのです。

一絃琴の実際の音

2006年01月06日 14時01分04秒 | 一絃琴
CDとかPCの試聴ではなく、実際に生の音を
聞く機会というのは、あまり、というか
ほとんどないのではないでしょうか。

一絃琴は、一枚の板に過ぎず(板琴ともいう)
共鳴するのは琴台だけです。
ですから、三味線(三弦)や筝に比して
音が小さいですね。(弾き手でもまた違いますが)
糸のよりは琵琶の糸に近いと言われています。(絹です)
ですから、音色が琵琶と三味線の間?のような感じを
受けます。
また、演奏する場所によっても
びっくりするほど音色が違うときがあります。

海外の偏狭の地の民族楽器の本当の音色が
わたしたちにわからないように、
一絃琴も滅多に日の目を見ないので、
本当はどんな音色なのか認知されていなくて、
たまたま耳にした音(あるいはその演奏)を聞いて
ああ、そういうものなんだと思われてしまいそうで
ある意味、こわいですね。

わたしの親戚などは、演奏会にはきてくれますが
「なんでそんな辛気臭いもの習ってるの?」とか
「もっと華やかなの習えば?」とかって
言ってくれます。

こういっちゃなんですが
わたしの年代で(40代)で「若手」になって
しまうということが(つまり本物の若手が弾かない)
一絃琴が認知されない要因のひとつかも
しれません。

またまた雪もよいの空

2006年01月05日 08時26分50秒 | 子ども
三が日過ぎて、お仕事モードに入った途端
お天気怪しくなってますね~

昨日は子どもにせがまれて映画「チキンリトル」を観に行った。
アニメって、ほんとやかましいので真剣に眠れない!?
予想に反して劇場は親子連れでほぼ満席
お父さんと子どもという組み合わせの方も多かった。

子どもは、映画の予告をみて、また次何みるか考えている様子。
小4でそんなにいろいろみなくていいって!と内心思ったりする。
でも、「ライオンと魔女」の映画化されたのはちょっとみたいな

近年、児童文学から映画化ってのが結構多い。
CGが良くなってから、ファンタジーが作りやすくなった
からかしら。特に冒険もの・・・
20年前には「ひとの空想でしか描けなかった」世界が
映画館のなかにある・・・良いんだかいけないんだか・・・


今日もすっきりしないようなお天気です。
でも、家事突入しなきゃ(意欲低下中・・・)!
洗濯干しても、トレーナーなど分厚いものは乾かないよ~~

相変わらず画像の処理が・・・

2006年01月04日 20時18分05秒 | Weblog
うう~~、相変わらず画像のアップロードとやらが
イマイチわからない

おかげで、2時間近くあっちこっちといろんなところをクリックした

一枚一枚縮小するなんぞ絶対におかしいぞ!?
一気にやる方法があるはずなのに…う~~ん、わからな~い

あんまり時間かかったので、やけくそで
驚異の3連続投稿(画像つき)となりました

一絃琴の演奏で着るもの

2006年01月04日 18時22分55秒 | きもの
これは、「相良刺繍」の帯です。(銀に少し金糸がはいっている)
今まで着ている回数が一番多いです。
黒っぽい帯よりはあわせやすいですね、わたしの場合。

一絃琴の演奏会では、とくに決まりのようなものはありませんが、
みなさん「たれもの」が多いです。
紬の人って見たことないけど、自分では一絃琴には「紬」のほうが
合うように思っていますが、どうなのかな?

着付けは場数・・・なることを知る

2006年01月04日 18時13分13秒 | きもの
あれこれもがいていたけど、
結局着付けは、本とにらめっこしながら自分でやって
「どうしても着ていかねばならぬ機会」が増えることによって
ようやっとなんとか着られるようになった(でもまだまだだけど…)。


これは「縫い取りお召し」という着物だと思います。
深いグリーンです。刺繍があります。
まだ「桃樹や」さんがオークションに商品出していた頃
買いました。袖の振りに「紅絹」がついています。

横においたのは、これもたぶん古いもの、
でも、解いてしまった全通の帯です。
(もとは金糸で刺繍が施されていた)