7月30日(月)、姉が入院したと云う知らせを受け、見舞いに行った。
我家から姉の入院している病院まで、三時間弱。
近くなったものである。
高速道路が無かった時代には、七時間位を要して帰省していた。
胆石で激痛がはしり、救急車で搬送された姉の症状も落ち着いており、笑い話が出来る状況になっていた。
外科手術は必要ということで体力の回復を待って行うようで「まな板の鯉や!」と心境を語っていた。
手術日が決まったら教えてもらう約束をして病院を後にした。
帰省すると墓参りをすることが常であることから、両親と祖父母の眠る墓に参り、お守りして頂いている事への感謝と近況報告を行い帰路についた。
正午を過ぎ、暑い盛りの時間帯である。
何か懐かしいものを感じた。
「あれ!何だろう?」と一瞬、時間が止まった。
「そうだ、入道雲だ」と気付いた。
”夏イコール入道雲”と思うのであるが、永いこと、ここで見るような力強い”モコモコ”とした入道雲とは疎遠であったことに気付かされた。
自宅に帰った翌日(31日)、昨日と同じ時間頃に夏空を見上げたが、帰省して見た、あの”モコモコ”として力強い入道雲は見られなかった。
今の生活環境に慣れて、見上げている夏空が、むかし見ていた入道雲をみて懐かしいと感じたのだろう。
今日の”絵日記”の絵は、自宅付近から見た夏空の雲としました。