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今日の絵日記の絵(写真)は、六十数年前と思われる写真である。
先日の帰省は、父母の遺品を整理する目的もあった。
写真であるとか、神社仏閣に参拝した時の品などは、容易く捨てられるものでない。
義姉から、妹と私に、整理を任された。
神仏に関わるモノについては、焼却(個人での)が出来ない(地域の)定めから、近くのお寺さんにお願いし”お祓い”をしてもらった。
そして「何でも引き取ります」という”お店”に持ち込むモノと、ゴミとして出せるモノに分別した。
私に関するモノで、兄の子供や孫が、必要ないと思われる一部の写真と、寺院への参拝用の白装束(母の手造り品)をもらって帰った。
私が、小学校の低学年(3年生くらい?)の時であっただろうか?
父が語ったツーリングの話を聞いた記憶が蘇る、数枚の写真を見付けた。
写真撮影された場所は、実家の裏門に続く、小学校の運動場である。
何時の時代でも”モノ好き”は居るものである。
当時は、舗装道路で無く、路面が乾くと先行車の土ぼこりが舞い上がり、先が見通せない状態になること。
雨が降れば、雨溜りが出来て、凹部の規模が判らず、転倒事故を起こす危険もあったこと。
胃下垂に成らないために、腹部ガードルが必須であること。
等と、語っていた父の姿が思い出された。
往年の名車が”どうだぁ!”と、見得を張る当時の様子が窺える。