ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

”結(い)”という助け合い・・

2018年07月15日 | 日記
 過日(2018.7.13)の”山仕事!”で、オーナーさんから「次の作業は、火曜日かな!?」との発言があった。
 奥さんから「道普請がある」との説明があった。
 山を所有する人(地権者?)が、共同で年に一度、作業道(林道)を整備するとの事であった。
 「それって”結”と云う事ですか?」と、お訊ねした。 
 「そう!”結”と云う事で良いかな!」との回答があった。
 初めて”結”と云う言葉での会話が、成立した。
 私が、この”結”という言葉に、初めて接したのが「北の国から 2002遺言」のテレビ番組であった。
 地井武夫さん演じる「中畑木材・畜産」の”娘さん”の新居を建てる場面である。
 田中邦衛さん演じる”五郎”の身元調査にきた、唐十郎が演じる”高村”が、五郎の家で宿泊する事と成った。
 その時に、交わした会話の中で「結」という言葉が出てきた。
 当時は、父母から聞かされていた「隣組」・・というモノかな!?と、理解していた。
 「向こう三軒両隣」・・そうです!隣組制度」である。
 冠婚葬祭等、何事があっても、隣人同士が助け合う!と云うモノ(戦前・戦中の制度)である。
 ”結”は、北海道開拓時代からの「遺産?(すみません)」で、今は死語なのかな・・!?と、時代は過ぎた。
 そして”結”という言葉が蘇ったのであった。
 労力を提供しあって、共通資産(林道。・作業道)を修復すると、言う助け合いである。
 「しかし、何時まで続くかなぁ!?」
 「我々の世代で終わりかな!」と、世代交代の現実も教えられた。
 そう遠くはない時代に”結”という文化は無くなるのでしょうか・・?

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