<2012.01.03>
今日は73歳の誕生日である。
私の誕生日は少し複雑で2回あると親から言われてきた。
本当に生まれた日は、前の年の12月下旬の冬至の日で、戸籍に入れたのは1月3日で、この日が公表の誕生日となったそうである。
良くは知らないが、昔(以前)は、数え年で年を勘定していた(今でも厄年などはこのようであるが)ので、わずか10日足らずで1歳年をとるのは可哀そう、ということで年明けにしたそうである。
いっそ知らない方が良かったかも・・・、であるが、こうなると自分の気持ちとしても何となく複雑で、「自分の誕生日はいつです」とこだわりなく言えないことである。
書類に書くときは、公表した日を書くことにあまり抵抗はないのであるが、口で言うときには、言った後「これでよいのかな」と、時々「実は・・・・で」と釈明することもある。
一番困るのは、誕生日のささやかな祝いを何時するかである。
特に1月3日が正月の3が日内であるので、大きなお祝い日の最中に誕生祝いと言っても、する方もされる方も何となく盛り上がらないわけである。
このような経験から、自分としては身内には、「冬至の日は誕生日」と宣言?してまわっているところでもある。
ただ現実には、12月のことを忘れていて、1月3日に「誕生日おめでとう」と、言われることもあり、言う方からすれば2回ある誕生日は、融通が利いて便利が良いようである。
なんともはや、面はゆいような、複雑な自分の誕生日である。
<新年の散歩・・・・日差しさわやか(1)>
<新年の散歩・・・・日差しさわやか(2)>
<新年の散歩・・・・小川の波紋>