<2017.07.29>
ラジオ好きの私ですが、過去に2回ほど自分で組み立てたことがあります。
1回目は、もう余り覚えてはいませんが、多分高校生の頃だったようです。
2回目は、はっきりと覚えています。
それは高校を卒業して社会人となって、寮生活の時で多分二十歳頃だったようです。
当時は、故郷の家にあったラジオと違って真空管は、『ミニチュア管』という、以前に比べて小さく、大変格好が良く当時流行の真空管でした。
ラジオの技術雑誌に、揃える部品類の名前や組み立て方、配線図まで載っていましたので、街のラジオ屋から真空管は勿論のこと、抵抗器・コンデンサ・スピーカー・・・、それにこれらを納めるアルミ製の筐体(シャーシ)などを一式買って来たしだいです。
あまり、このアルミシャーシーに穴を開けた記憶がないので、いわゆるキットになっていたのかも知れません。
一番難しかったのは、やはり配線でしたね。
部品の端子同志を配線図を見ながら,5~60本位細い電線でつなぎ、ハンダこてとハンダ使って接着していくわけです。
何日間かの作業のあと、(配線間違いなど失敗もあったようですが)ようやく完成して『ピーピー・ガーガー』に始まり、ダイヤルを合わせると放送が、聞こえた時は、うれしかったですね。
ラジオの性能は、当時はやりのミニチュア真空管を5つ使った『5球スーパー』と言う代物で、家にあった4つの真空管の『並み4』より、高級感があり、それを感じながら自己満足したことを覚えています。
この組み立てたラジオは、その後の寮生活(約8年間)を楽しませてくれた、音の友達でした。
<我が家の朝顔の花・・・・暑さのせいで葉っぱは、「なよなよ」>
<近くの緑地帯のサルビアの花を上から見る・・・・水やりをするもこちらも「カラカラ」>