少し、切り口の違う入門書
イエスは、ヘブライ語で話し、パウロはギリシャ語で書簡を書き、カトリック教会はラテン語をつかった。
西ヨーロッパの聖書は、ラテン語が基本。16世紀ルターがドイツ語訳をつくった。
原語と訳語は、似ているはず。
しかしながら、訳者の世界観も入ってくるのでニュアンスに違いがある。
読む方も自身の感覚でさらに訳していく。
それは、ある程度仕方のないこと。
意識レベルと態度レベルの信仰。
歴史もあるし、やっぱり難しい。
ふしぎなキリスト教
橋爪大三郎×大澤真幸
講談社現代新書