運転士(65)は「眠気で意識が低下していた」とかで、ボタン操作を誤ったとみられているらしい。
丸ノ内線はワンマン運転で、運転士は駅に到着後、ドアの「開」ボタンと誤って「閉」を押し続け、乗降が終了したと思いこんで再び発車させたとらしい。
開かなかったので、けが人も出ず、大事にいたらなかったのが幸いだった。
眠気があったらしいが、「開」「閉」と間違って押していても間違いに気付かないで済むということは、問題ではないのか。
目視確認を全然していないということは、通常なのだろうか。
電車のが発車する時は、駅員がよく前方、後方の指差確認をしているのをよく目にする。
ワンマンの場合は、安全確認はどうなっているのだろう。
扉の開閉は、重大事故につながること。2重3重の備えが必要だろうと思う。
たまたま「閉」ボタンを押し続けたというが、それだって、眠気に気を取られていたら、
逆も起こりうることで、閉じるつもりで「開」を押し続けていたら一体どうなったかと思うと
ぞっとする。
人件費削減で安全管理もおろそかになるのであったら、会社の責任は大だろう。
勘違いが許されるシステムも問題。勘違いを起こさせた会社も問題。
そして本人の人のいのちを預かっている仕事への意識の責任の薄さも問題。