通常の合唱では多分ないだろう。多少の動きを要求される。
ソリストが歌っている時が一番難しい。
曲に合わせて、リズムをとるなと言われるからだ。
youtubeなどでオペラの群衆の動きをみると、さりげなく動く人がいるものの
大きな動きをする人はいないようだ。
アリアの時などは、じっとたたずむ人、舞台上をゆっくり動いて行く人。
声のない会話をしていることもある。
合唱の練習には音程だとか、ハーモニーなどのほかに、曲の背景に合わせて、
笑顔にしたり、うっとりしてみたり、「カンパーイ!」に合わせて、動作を入れたりとの
練習も入る。
「オペラの合唱は、通常の合唱とは違います。
会話なので、そのことを念頭において。フライングや伸ばしすぎは、
なしとは言いませんが、あっていいわけではなくて」とちょっと歯切れの悪いことも。
通常の合唱は、皆が揃うことが重要。合わせるのが仕事だよという指導者もいる。
オペラの場合は、演技が加わるので、そのそこそこの演技がなかなか、うまくいかない。
指導者に「極端ですねぇ」と笑われながら、いよいよ、明日はオケ合わせ。