「心の四季」より「4.山が」「5.愛そして風」「6.雪の日に」「7.真昼の星」
小学生風の親子連れが疲れた様子で席にかけて、子どもたちは寝入っていた。
その親子の前に、年配者と、これも小学生の低学年風の親子が立った。
そうすると席に座っていた母親風がやおら席を立ち、乗ってきた親子連れに声をかけて、席を譲った。
その行為に唖然とした。
お年寄りや、乳幼児を連れたお客様には席を譲りましょうと、よく電車に乗るとアナウンスがある。
年寄りと、乳幼児連れが乗ってきたら、乳幼児に譲るしかない。
それとも、お年寄りに譲るのがいいか。
迷う問題かもしれない。
しかし、今回のケースは、年配者と小学生。
それならば、年配のほうに譲るケースではないかと思う。
日ごろ、電車に乗ると、親子連れが乗ってきて、ひとつ席があくと、ほとんどの親子では、こどもが席に座る。
乳幼児というのは0歳から5歳頃までと思っている。
小学生は幼児とは言わない。
一つの席があくと、90%くらいの親子連れは、こどもだけが席に座る。
こどもが王様女王様。
そんな風景が日常になっている。
こどもは、保護されて当たり前だが、ちょっと違うのではないかといつも思う。
保護と過保護を混同している。
嫌な思いを抱きながらの帰路となった。
自分の声を、録音などで一度聞いてみて欲しいものです。
普段、耳にしている自分の声は、生の声とはまるで違うものです。
初めて、テープに入った声を聞いたとき、信じられませんでした。
他人が聞いている声と、自分が日常耳にしている声は、違うということをまず認識しましょう。
そして、歌うときには、どいういう音質で、どういう響きがあって、話し声とも違うところを、きちんと、チェックしましょう。
鼻歌は、どういう声であっても、許されるものです。
だみ声でも音痴でも、かすれ声でも、キーンとした声でも、迷惑になるかもしれませんが、とやかく言われない範囲です。
合唱の声が日常と変わる人は、どう変わっているのか、皆とどう違うのかどこが同じなのか
はチェックしたいものです。
朗々と歌っていても、合唱のなかで浮いていることもあります。
伸ばし方、切り方が違っていて、揃って聞こえないことになっているかもしれません。
どうか、集団で演奏する場合は自己責任でどう歌っているのか、自覚をして、揃える努力をしてください。
自己満足で終わらないで、団としてスキルアップを目指しましょう。
江戸東京博物館の常設展リニューアルしました。
限定的に入場無料になりました。
大分前の事。江戸東京博物館に行ったことがあります。
その時のことは日本橋を渡ったことくらいしか覚えていません。
リニューアルで、無料ということなので出かけてきました。
10時30分頃に着いたのですが、人もまばらで思ったよりは少ない入場者でしたから、ゆったりと見て回ることができました。
撮影もフラッシュしなければOKでしたので、記念に何枚か撮影しました。
着いた時は、まぶしい青空に満開に近い桜が迎えてくれました。
見ごたえのある勉強になった展示でした。
有意義な一時でした。
日本橋の上から撮影
大店の模型
町の人たちの生活の様子
奥に見えるのは、鉾。見上げる高さ。
当時の経済圏図
江戸城、松の廊下の模擬。
千両箱の重さを体験・一箱、およそ14㎏。
江戸府内の上水使用分布
イベントに見入る人たち。手前左は、駕籠の体験所
越後屋の看板・奉公人の半生
上水井戸
ドカベンの銅像の撤去を求められているというニュースがあった。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150328/k10010030691000.html
漫画とアニメの街として、漫画家の水島氏から無償でドカベンなどの銅像を設置している新潟市の商店街に、著作権を管理している事務所から、「銅像の撤去」を求められたという。
事務所の申し入れは、仕方のないことだと思う。
商店街が宣伝として、銅像を使用しているのであるなら、当初無償だとしても、そろそろ、払う方向にしていくのが妥当かと思う。
商店街が、銅像による恩恵をたくさん得ているなら、それなりの、お返しがあって当然と言えるのではないだろうか。
財政が厳しいのであれば、わずかでも、申し入れるのが誠意と言えると思う。
似ているのか似てはいないのか、どう違うのか、同じ意味なのか、わからない言葉はあるもの。
時代で言い方が変わることも。
地方による言葉の違いも多い。
なんとなく、違いの分かる言葉もあるけれど、あらためて、振り返ると、違いが判らない言葉もある。
懐石料理と会席料理
手品と奇術
易者と占い師
カフェオレとカフェラテ
カレーうどんとカレー南蛮うどん
など興味深いもの。
再認識したもの。
色々あって楽しんだ。
今さら聞けない2つの違い 雑学
言葉の違い研究会
彩図社
通常は、本番に向けての練習がほとんどです。
時折、別の意図による、練習をする時に、楽譜を用意して練習することがあります。
でも結局は、その楽譜の曲を本番で演奏することがあります。
本番のための布石となるのが通常となります。
週に一回の練習がほとんどですから、本番を目標に効率よく仕上げるようになります。
最近、本番を意識しない練習が月に一回あります。
指導してくださるのは、某合唱団の練習ピアニスト。
ピアノの講師です。
いくつかの、合唱団の練習ピアニストをされているので、合唱について、発声についても熟知
されています。
合唱団員より熟知していると言えます。
月に一度の練習はつまり本番向けではないヴォイストレーニングに重点をおいた練習ができるという
利点なのだと最近、思うようになりました。
合唱にヴォイストレーニングは必要です。
某合唱団では、本番が終えてしばらくは、全体での練習のなかに、グループでの練習。
4,5人での練習。パートによる練習などを取り入れていました。
別の合唱団では、通常練習日以外に、練習日を設けて、個人参加のヴォイストレーニング
やグループでのトレーニングを行っているところもあります。
アマチュア合唱団ですが、セミプロに近い場合などは、週に一度だけの練習では、レベルをあげるのは
難しくなるので、練習方法を色々取り入れるということでしょう。
合宿という方法も有効です。
単なる、趣味、娯楽の範囲で考えていると、ついていけません。
ついていけないのは、団への迷惑になります。
退団を迫られる、団もあるそうです。
合唱を愛する皆様。
一緒に良い演奏を目指しましょう。
ご自分の声を聞いてください。
どう歌っているか、他の人と、どこがどう違うか、気にしてください。
歌は、楽しいもの。鼻歌はつい歌いたくなることもあるでしょう。
そういう時は、音程がずれてても、甲高くなったり、だみ声になっても、いいのです。
一人で楽しむときには環境への配慮は必要ですが、たいていは、自由に、思う存分歌っていいのです。
団体で歌うときは、ルールが一挙に出てきます。
某合唱団の歓迎ソングには、こういう歌詞があります。
「心を合わせて、声をあわせて、・・・・・・」
これができるのが合唱の良さであり、楽しみなのです。
合唱歴云年という団員さんでも、一人の中で歌っている人がたまに見受けられます。
「一オクターブ落とさないで」とか「口パクにして」と言われた人もいるとかいないとか。
ご自身の歌唱を一度、いえ何度でも、チェックしてください。
出来れば、練習中の指導者からの一言、注意事項、他の人の声なども、チェックしてください。
歌は、合唱曲でも一人で歌うことのできるものですが、合唱になって初めて曲が生きてくるのです。
どうか、曲の心を団員一同が心をひとつ、声をひとつに、演奏してください。
5年前にこどもがおぼれた、ため池で、またこどもがおぼれたというニュースがあった。
飛行機が突然、急降下をはじめ、山に墜落したというニュースもあった。
繰り返される、事故。
繰り返される悲劇。
なぜなくならないのか。
なぜ防げなかったのか。
「メーデー、飛行機事故の真実」というテレビ番組がある。
過去の飛行機事故を証言や担当者、ボイスレコーダーの記録、事故機の痕跡などから、
何が起きたのか、なぜ、事故になったのか、乗務員や客は、どう対応したのか。
原因の予測。原因の究明。などが行われて、警告が発せられたり、新しいルールが作られる。
それでも、またあらたに事故は起きる。
便利になった今。危険は家庭の中だけでなく人が行くところ、どこにでも潜んでいる。
注意しても、予想しても、危機管理しても、予防措置をとっても、それは、ゼロの近づいているようで、多少の緩和にしかならない。
便利になると、それだけ危険も増えて、潜んでいる危険性も現れやすくなるということなのかもしれない。
いたちごっこなのか。
絶対、安全にはなりえないものなのか。
大人は、危険を察知しても時がたつと忘れる。
忘れることでバランスをはかったいるということを聞いたことがある。
時々は思い出す。
そんなきっかけ作りが求められているのだろうか。
聴衆は、音楽家がステージに現れた瞬間には準備ができていなければならない。
ピアニストの視点。
ピアニストの思考。
演奏家の仲間の一人ではあるけれど、会話をすることは、ほとんどない。
ピアノに向かって、指揮者を見たり楽譜をみたり。耳では、他の演奏者の出す音を
聞いたり、会場の音もたぶん聞いているだろう。
同じステージにいるけれど、他の演奏者とは違う存在。
存在感がありすぎて、空気のようになっている。
ピアニストのノート
ヴァレリー・アファナシエフ
大野英士 訳
講談社
ラインベルガー ミサ曲 Op.169
Mass in C, Op. 169, Josef Rheinberger
「心の四季」より「4.山が」「5.愛そして風」「6.雪の日に」「7.真昼の星」