丸の内合唱団 クリスマスコンサート
日:2012年12月23日(日・祝)
場所:ロイヤルパークホテル 1階ロビー
東京メトロ半蔵門線水天宮前駅直通
無料です。
指揮:高橋秀峰
ピアノ:赤司美苗
・第1ステージ : 14:30 ~ 15:00
・第2ステージ : 16:00 ~ 16:30
*どちらも、同じ曲の演奏です。
詳しくはこちら ↓
http://marugatsu.cocolog-nifty.com/blog/
丸の内合唱団 クリスマスコンサート
日:2012年12月23日(日・祝)
場所:ロイヤルパークホテル 1階ロビー
東京メトロ半蔵門線水天宮前駅直通
無料です。
指揮:高橋秀峰
ピアノ:赤司美苗
・第1ステージ : 14:30 ~ 15:00
・第2ステージ : 16:00 ~ 16:30
*どちらも、同じ曲の演奏です。
詳しくはこちら ↓
http://marugatsu.cocolog-nifty.com/blog/
地元の市民会館で、歌舞伎に親しむイベントがあった。
たまたま手にしたちらしに、歌舞伎についての、化粧と着付け体験と、歌舞伎の公演ができる
というのがあった。
曜日もちょうど、あいていたので、すぐに電話をかけた。
日にちが迫っていたが、席も確保。
振り込んでしばらくすると、チケットとチラシが郵送されてきた。
小学生も参加できるという、市民向けの課外授業を思わせる、気楽に参加できる、イベント。
昨年までは、経済的にも、ゆとりからは程遠く、職場と、趣味の範囲でしか、時間が取れなかった。
最近は、少しゆとりらしい余裕が取れるようになり、今年は、乗馬体験、今回の歌舞伎のセミナー、
来月には、隣の市での寄席のチケットを手に入れた。
オペラや歌舞伎の興行は1万円を超えるので、苦しい懐具合では手が出ない。
こうした市民向けのイベントとしての、興行であれば3,000円程度で楽しむことができる。
新橋演舞場の近くに毎日のように、訪れながら、外から、眺めるだけだった。
少し、近づけたことが、とにかく有難い。
坂を転げ落ちるかのような、生活がまた、いつ襲ってくるかもわからない。
今をまず楽しもう。
そういえば、最近読んだ本で江戸庶民は、「宵越しの金はもたない」とか、言われるのは、一説に、
江戸は火事が多く、財産を蓄えても、いつ、消失してしまうか、わからないということも一因だそうな。
ため込もうとする要因には、失うことへの恐怖があるとか。
わかる気がする。
さて、今年ももうすぐ、終わる。
来年は、どういう年になるのやら。
私の「歌舞伎座」ものがたり
渡辺保
朝日新書
庶民の不満のはけ口、発散に、祭りとか、信仰が、使われたと、思える。
歌舞伎も、庶民の娯楽になったのは、ある意味、良いことかもしれない。
それで、昇華出来る範囲であるならば。
はじめは、庶民のための手近にあるものだった。
芸術にまで、高められたことは、庶民から遠い存在になってしまったことで、不満に思うものの、
後世に引き継がれ、歌舞伎そのものにとっては、喜ばしいことかもしれない。
江戸人と歌舞伎
なぜ人々は夢中になったのか
田口章子 監修
青春出版社
太平洋戦争の勃発となった、ハワイ諸島へ、戦争を仕掛けた12月8日が近づいてくる。
日本の国内では、戦争とは無関係の平和な日常が繰り返されている。
「戦後は終わった」「戦後は終わっていない」などの言葉も時折聞くが、彼岸の火事のよう。
地球上のどこかで、内戦とか、テロとか、いまだに続いている。
イスラエルとハマスが停戦に合意したというニュースとともに、「守られるのか」というニュースも
聞こえる。
映画の世界の戦争も様々ある。
「火垂るの墓」を、見たときは、涙が、あふれて、先を見ることができなかった。
あまりのショックで、その後も、見ることができない。
「ランボー」シリーズは、最初、気に入って、再放送も何度もみた。
今年の再放送は、気持ちが凹むようになり、見るのを止めた。
沖縄、広島、戦争記念館などにも訪れ、戦争にまつわる映画も何篇か見た。
3,4年前にNHKの、シリーズに、「映像の世紀」というのがあった。
人類の歴史のなかに、根絶されないのは、人同士の争いかもしれない。
映画で読み解く「世界の戦争」
昂揚、反戦から和解への道
佐藤忠男
ベスト新書
凹みやすい自分なのでタイトルに興味を持った。
凹んだ時は、別の何かに目を向けるなり、何かをするとかで、考えないように
していた。
ともすると、その出来事が頭の中でぐるぐる回っていて、何も手につかない、ほかのことが
考えられないという場合は、極力、そこから逃れることで、脱してきた。
オリンピック3連覇を成し遂げた柔道選手。
最近のオリンピックは、鼻につくようになり、テレビ放映は見ない。
ニュースで、ちらっと聞く程度なので、どういう選手がいるとか、どういう成績だったかもほとんど知らない。
野村選手のことも、知らなかった。
3連覇を成し遂げたスポーツ選手の心も、揺れ動いたり、折れそうになったりする。
自殺したスポーツ選手もいる。
時折、犯罪や事件のニュースに上ることもある。
スポーツ選手が大会に挑むのは、合唱でコンクールに出るのと同じことが言えるかもしれない。
本番をしない合唱団もあると聞く。
コンクールに連続出場している合唱団もある。
アマでも、本番を迎えた合唱団は、成長する。
合唱に対する考えも、影響する。
舞台度胸のある人は、練習以上を出し切るし、練習が不足しているときは、ポカが出やすい。
一人ひとりの精神力も影響する。
自分のパターンも知り、コントロールを身につけることも必要だろう。
野村選手の、心からの発信は学ぶところが多かった。
折れない心
野村忠宏
学研新書
進路指導の65歳の男が、16歳の少女を車で連れ出し、キスをしたとかで、逮捕されたそうな。
職を依願退職したそうだ。
しかし、「強く拒否されたので、してない」と言っているらしい。
どうして、こうしたことが、起きるのか。
どうにか、防ぐことはできないのか。
この男は、おそらく、以前から犯行をしていたのだろう。
被害の少女たちは、おそらく胸にしまいこんで、トラウマになっていることだろう。
卑劣で許しがたい。
先日、痴漢騒動に直面した。
通勤電車に乗っていて、すぐ、隣に立っていた女性が、ときおり、身をよじらせた。
「?」
と、その時は、なんだろうとは思ったが、そのまま、窓の外を眺めていた。
某駅について、乗客が少し移動になり、女性は目の前に立った。
すると、突然、女性が後ろに立っていた男性を叱り始めた。
「大学生?」
「試験が終わって、ストレスがあったのは、わかる」
「社会人なんだから、やっていいことと、いけないことの区別は、わかるよね」
等々。
二駅の通過の間、色々、こんこんと諭していた。
やがて、女性の降りる駅に着いたらしく、女性は、さっさと一人電車を降りていった。
残った男性は、何事もなかったかのような、すまし顔。
心持、伏し目には近かったが。
ちょっとした波風は、終わり。いつもの車内風景に戻った。
「この人、痴漢!」と勇敢に言い放ち、駅員に引き渡す女性もいる。
ほとんどの被害者は、泣き寝入りするか、人ごみを移動して逃れるだけか、
毎回に場合は、乗る車両を変えるとかの、手段をとるしかない。
こんこんと説教を始めたのは初めて見た。
『もう二度とやるなよ』と降りていく若者を言葉にはせず無言で見送った。
痴漢行為も暴力。
非難や、バッシングも暴力。
言葉の暴力も許せないが、痴漢行為も、腹立たし。
人権を無視しているってことと自覚してほしい。
石ノ森萬画館が、1年9ヶ月ぶりに、営業を開始したそうな。
復旧工事は6億とか。
ありがたいことだ。
石ノ森章太郎といえば、仮面ライダーが、有名。
朝日新聞では、画像もいくつか、掲載されていて、懐かしい。
個人的にはなんといっても「サイボーグ009」「人造人間キカイダー」「さるとびエッちゃん」
なども面白い。
「マンガ家入門」は、マンガ家を目指さなくても、読み物としても、深い。
漫画家の足跡をたどれる、館は、いくつもある。
マンガをけなす風潮や意見も過去には多かったようだ。
日本漫画のレベルは高いという。
まんがの「昔ばなし」や「経済のはなし」「歌舞伎入門」等などもあるのは、嬉しい。
しかし、最近の漫画は、馴染めない。
母が、「マンガは読んでられない」とか言っていたことがあった。
最近、実感できるようになった。
石ノ森章太郎の「マンガ家入門」を読んで、欲しい。
福岡市の投資コンサルタント会社が、顧客から預かった投資金の大半を実際には運用せず、だまし取っていた疑いで
同社の幹部ら10人前後を詐欺容疑で逮捕されるそうな。
身内にコーンの先物に手を出して、大損した者がいる。
振り返れば、
DMに関するものに手を出そうとして、資料を取り寄せて、まるで、収入につながりそうにないと、諦めたことが
あった。
また、ネットで、いかがわしいサイトにアクセスして、まとまった金額を請求された者もいる。
電話による、オレオレ詐欺には、かかったことがないが、町中では被害者や、電話を受けた者がいるようで、市民向けのメールサービスで
気をつけてとの配信も何度かあった。
知人では、ちょっとぶつかって、携帯電話を破損させ、結構な金額を要求された人がいた。
また、横断歩道でかすった程度の相手から、治療費、休業補償、病院の送り迎えを要求された人もいた。
甘い話、ちょっとしたことによる、罠めいたことは、結構転がっている。
関東では、
「生き馬の目を抜く」
関西では、
「赤子の手をひねる」
だったか。
怖いことわざがある。
基本的に
性善説を信じているが、時折揺らぐ。
よく耳にした都市、始めて聞いた都市と色々あった。
長い歴史の都市ばかり、ほんの一部なのだろうが、また、掲載されなかった、都市の歴史も
様々なのだろう。
そして、そこで翻弄され、悲喜交々の人の歴史もあったろう。
勢力分布のうつりかわりが、激動を思わせた。
今でも続いているという都市の説明もあった。
喜怒哀楽を様々に秘めている。
一種、壮大な歴史があるのだと、思うと、ちっぱけな人の存在が愛おしく思える。
地図でわかる世界史
歴史を動かした「都市」の地図帳
歴史の謎研究会 編
青春文庫
とっても面白く、楽しかった。
いろんなことを知った。
合唱の場合と異なる、ことも当然のことながら、随分あったし、勉強になった。
バイオリストは目が赤い
鶴我裕子
新潮文庫
先日、埼玉県職員の残業時間が2千時間を超えていたニュースがあった。
県民からの苦情の手紙などが25件届いたそうな。
「民間の常識では考えられない」「税金泥棒」などの、批判が多かったそうな。
月に100時間を超えると、某職場では、長時間の場合の健康診断を勧められ、
月に一回は、有給を消化せよとのお達しがあると聞いたことがある。
2000時間は月にするとおよそ166.6時間。
一日当たり通常業務が8時間、月に23日勤務とすると、一日およそ15時間の勤務。
某ふざけているとしか言いようのない某、食品会社が、夜11時に帰宅、朝8時に出社。
で疲れた体に「○○○」で元気回復と宣伝していたことがある。
どこがハードなのかと、その時感じた。
しかしながら、ハードな勤務を当たり前とする感覚こそ、批判されることではある。
残業に対する、正当な報酬は、払われるべき。
日中遊んでいて、退社時間近くになると、仕事を初め、結局何時間もの残業代を稼いでいるとしたら、それは税金泥棒といえるだろうが、はき違えていると思しき批判は、困りもの。
そして、2000時間にも及ぶ残業を課して野放しにしていることへの批判こそ重要では。
何時間やっても残業がつかない、民間の勤労者からは、「泥棒」と言いたくなる気持ちも
わからなくはないが。
小さな実例をひとつ
8時30分から17時30分までの勤務時間で残業が付くのは
16時回ってからの30分単位。
つまり18時25分で上がったら、残業代は「ゼロ」
中小の場合は、そういうこすからいようなのが結構あるように思う。
大卒が、中傷を敬遠することの一つになっていると思う。
有給休暇も、大企業と中小では10日ほどの違いがあり、夏季休暇も大なら連続10日前後
あるのに対し、中小は3日あたりがほとんど。
少しくらい給料が高くても、中小を敬遠したくなるのは、「ゴマン」とある、差だろう。
年休取得率が、0.4%増えたそうな。
それでも、取得率は12年連続5割を割り、従業員が30人以上の職場という中での
お寒ーい数字。
働き蜂と言われたのは、確かうん十年の前のはず。
バブルがはじけて、景気が落ち込み。
円高が進んで、企業の赤字が膨らみ。
従業員へのしわ寄せは相変わらず続いている。
そんな中でのアップなら、ニュースになっても当然なのかもしれない。
ワークシェアリングとか子育て支援とか、法の整備も進んでいるが、まだまだ、問題は多い。
30人未満の、職場では、更に厳しい現実のなかで、ひたすら嵐がさるのを待っている、
遭難者のごとき毎日。
昇給も、ボーナスどころか、寸志さえ、縁がなくなって久しい。
「年休消化率?不明です。最近は計算もしてない」
余命が伸びても、家族から疎まれたり、わがまま放題をして、嫌われたりなんて
人の人生も嬉しいこともあるのだろうが、哀しい、辛い、腹の立つ、そんな理不尽いっぱいの
世間で、あえいで生きていくのはやりきれない。
「マーペース」「自分の思うまま」を自他ともに認めている者にも、明るさは、灯程度。
いつしか、「細く長くなんてやめて、そこそこでいい」と居直って「うん十年」
当分、これで行こうか。
先日、鐘の音を聞いた。
仕事を終えて、いつものように、駅に向かうべく、階段を上がっていくと、鐘の音がするのに
気づいた。
ここへ引っ越してきて、かれこれ、2か月。
塔があるのには気づいていたが、このオブジェの鐘が鳴るのは知らなかった。
時報のように、しばらくいい音色が流れた。
年末には、お寺の鐘。
クリスマスシーズンには西洋の鐘が似合う。
ラフマニノフの曲に「鐘」というのがあるそう。
まだ聞いたことはない。
鐘の音には不思議な魅力がある。
なぜか心にしみてくる。
「日比谷シティ」のホームページを検索しても、この鐘のことはわからなかった。
web検索をして、ようやく、少しわかった。
カリヨンというそうな。
鐘楼建築物に鐘を設置、鐘盤で演奏する楽器のこととか。
“組み鐘”と訳されるそうな。
夕方の18時少し過ぎに聞いたが、他の時間にも聞けるのかどうか、不明。
ちなみに、11月12日過ぎあたりからクリスマスツリーが飾られるそうな。
お近くにおいでのかたは、表通りに面しているので一度ご鑑賞を。
鐘も聞けるかも。
「ザスーラ」
2005年のアメリカ映画とか。
だいぶ前に、たぶんたまたま、テレビ映画で見た記憶がある。
ストーリの一部は記憶していた。
たまたま、番組を探していて、たまたま「ザスーラ」とあった番組を見ることにした。
タイトルの記憶はなかったが、少年がゲームを見つけ、始めたところ、驚きの展開が起き始め、
というところは、何やら記憶にあって、前に見たことがあったけど、どんなんだっけ、とじっくり
見始めた。
インパクトのあるところは、ところどころ、鮮明に思い出す。
細かいところは、記憶にすらない。
ボードゲームがリアルな体験となって味わえる。
最近では、バーチャル体験できるゲーム機が出てきているが、この映画に比べればまだまだ。
しかし、ここまでリアルだったら、静観しながらゲームを楽しめないかも。
星の願い事の場面は感動もの。
テッシュが必要だった。
一度見たことがあったけれど、結構ワクワクドキドキで、魅せられた。
童話みたいだった。
原作は絵本だそうな。
こういうホットする映画はいい。
誤訳は、あってはならないという漠然とした思いがあった。
名訳というのがあることを始めて知った。
平日の朝は、海外のニュースを見ることが多い。
同時通訳してくれるので、言葉を知らない者にはありがたい。
聞きやすい、同時通訳。
聞き取りにくい同時通訳がいることには、不満を抱いてしまう。
アナウンサーではないから仕方がないといえば仕方がないが、
もう少し聞き取りやすく、なって欲しいものだと、勝手に思う。
同時に通訳するなんてすごいとは思う。
外国語音痴の者にとっては、羨望の的ではあるが、便利さに乗って欲が出る。
訳すことは、背景があり、単純な作業ではないこと。
国家の利害がからむような場合は、得意であっても通訳者を通したほうが良いということを
知った。
ライシャワー駐日大使は、日本育ち日本語は堪能だったそうだ。
けれども、公の場では、必ず、通訳を通したそうな。
以前、芸人が、パソコン用語に、メスをいれ、独自に、マニュアルを作って話題になったことが
あった。
「不正な処理を行ったので、・・・・・」
というのは、いまだに忘れられない珍訳。
誤解を防ぐには、翻訳も、相手の文化を知り、享受するものの文化も理解してのことだと、思う。
歴史を変えた誤訳
鳥飼玖美子
新潮文庫