マイペース。
好きなことを優先する。
嫌なこと、したくないことは、なるべく避ける。
どうしてもそれがかなわない時は、あれこれ考えて、納得する。
「がんばろうね」でなく、「つらかったね」といおう。
という章があった。
「人は悩む者」ということを理解していない人が時折いる。
「悩みなんかないでしょ」と平気で人に言えることの思慮の浅さに、唖然としたことがあった。
誰にも、悩みやら、ストレスはあるもの。
どう対応しているか。なかなか対応ができないか、ずうっと囚われているか。すぐに、切り返せるかがそれぞれ違うだけ。
自分の好きなように、エンジョイしているけれども、時折、ブルーな思いにとらわれることがある。
以前の職場で鬱と診断されて半年程度、休んだ人がいた。
半年して、割合元気に復帰したが、そうして温かく迎えてもらえるのは少ないのだろうなと思う。
周りの人に対して、友人、知人、恋人、両親、恩師、仲間、様々な関わりのなかで、もがいて悩んでいる者のなんと多いことか。
「心のカゼひき」とマスコミが表現したそうな。
適度に忘れることは、人間の脳の防衛本能だとか。
うつになるというのは、防衛本能のひとつなのだろうか。
「重荷」は誰かにあずけてしまおう。
おいうのは、便利そう。
手におえそうにない重荷は、誰かにを実践したい。
「うつ」がスーッと晴れる本
「心のカゼ」は早めに手当てする
斎藤茂太
成美文庫
病める女、愛に渇えている女
なかなか、眼からうろこというわけにはいかない。
永遠の謎かもしれない。
聖書の中の女性たち
遠藤周作
講談社文庫